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Ldの子が見つけたこんな勉強法 「学び方」はひとつじゃない!

野口晃菜

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772615396
ISBN 10 : 4772615393
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

学校でしんどいとき、勉強でうまくいかないときにできる先輩たちの工夫37。

目次 : 1章 私たちが工夫してきたこと(読み/ 書き/ 消しゴム ほか)/ 2章 LD当事者と家族へのインタビュー(インタビュー1 辻さん「イギリスでのディスレクシア支援と日本での大学生活」/ インタビュー2 マキさん「子どものころと大人になった今の自分の特徴との付き合い方」/ インタビュー3 Nさん「子どもが6年生になった今、保護者として合理的配慮のプロセスを振り返る」 ほか)/ 3章 応援者からのメッセージ(支援者からのメッセージ/ 当事者からのメッセージ/ 学校での学び方や過ごし方が合わないと感じている人をサポートする教育の仕組み/ あとがきにかえて “対談”当事者たちの声を聞く中で)

【著者紹介】
野口晃菜 : 博士(障害科学)。一般社団法人UNIVA理事。小6でアメリカへ渡り、障害児教育に関心を持つ。その後筑波大学にてインクルーシブ教育について研究。小学校講師、民間企業研究所所長を経て一般社団法人UNIVAの理事に就任。インクルージョン実現のために研究と実践と政策を結ぶのがライフワーク。文部科学省「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議」委員、「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討会議」委員など

田中裕一 : 前文部科学省特別支援教育調査官。1970年生まれ。兵庫教育大学大学院特別支援教育コーディネーターコース修了。企業の社会人野球チームに所属した後、兵庫県内の知的障害者施設、県立特別支援学校(知的障害)に勤務。2014年から文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官、2020年兵庫県教育委員会に戻り、特別支援教育課副課長。2022年から兵庫県立山の学校学校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    メディアにとりあげられる発達障害の人の多くはギフテッドだったり才能に恵まれている場合が多く等身大のロールモデルは身近にいない。無駄な努力よりも工夫できるところは工夫していこうと試行錯誤する現場と当事者の実践が書かれている▽[1章:私たちが工夫してきたこと]ICTを活用/合う文房具を見つける/台本で練習/SOSを出していい[2章:LD当事者と家族へのインタビュー][3章:応援者からのメッセージ]▽参考文献もあり良本、保護者教育者向け。2023.9刊

  • しふぉん

    支援者はこういう学びの工夫の引き出しを持っていれば持っているだけ良いので、どんどん増やして行きたいと思う。その一方で、検査結果等からこの方法が合っているはず!と強引に進めるのでもなく、本人と相談して結果を客観的に振り返りながら支援する姿勢は大切にしたい。

  • アンナ

    ADHDやASDの特性による困難に対しての学習における工夫って感じで、純粋にLDだけの話ではなかった。実例は参考になるものも多く、授業中のしんどさを伝えるため鉛筆キャップを用いるなど有益な情報は多い。当事者の言葉が書かれていたのもよかった。ただ後半の対談で出てくる、保護者や編著に中々共感できないというか…。障害児に学びの保障があるように、他の子にもあるんだよって言いたくなるような感じ。これも差別発言になっちゃうのかな。特別支援級じゃダメだったのかな。教室も人も限られる公立学校でどこまで求めていいものか…。

  • なー

    これが許されてる事があるの!?と驚く例ばかり。例えば算数に電卓を使ったり、跳び箱は2段までしか飛べませんと宣言して後はやらないでいい、とか。私の時代なら「やる気がなくて努力していない」と殴られていたなあ。でも、当時こういう勉強法を許可されていたとしても、劣等感が強く、無駄に自意識だけは高い私は(単なる味噌っかす扱いじゃん…)と絶望したかも。当事者は、周りに迷惑をかけてしまうけれどそれを嫌がるだけでなく、勿論自己努力は続けながらも、できない自分を受け入れてお世話になれるよう変わらなければならないのかも。

  • あべし

     自分は課題のある子どもたちに本当に温かく指導をすることができているのか。この本は、自分のこれまでの指導に、疑問を投げつけてくるかのような内容であった。  例えば「田んぼの「田」は、四角の中に「十の字」がある、ではなく四角が四つあるように見えるんです。(文責:阿部)」には、教わり方一つとってもその人にとっての「受け止めやすさ」が異なるのだと思いました。同時に、そこに納得ができずに苦しむ人もいるのだと思います。  どういう見え方、聞こえ方をしていて、頭の中では何が起きているのか。理解し、支援をしていきます。

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