Product Details
ISBN 10 : 4416525362
Content Description
「無知無欲であれ、無為であれ」
「足るを知るものは富む」
孔子の『論語』が儒教の根底思想として親しまれてきたのに対し、『老子』は道家の神髄を説いて人々に寄り添ってきました。
ともに2500年以上の歴史の検証に耐えてきた思想書です。
自己研鑽し、学問を通して知識を増やすことは、かえって人間を不幸にします。
現代も推奨される「勝ち残り」社会を強く否定する老子の思想は、いつの時代にも人々の心を癒し、そして弱者を鼓舞してきました。
格差が広がり、人々の価値観が揺らぐ現代にこそ、老子の思想が必要とされているのです。
本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、【一文超訳】を掲載。
テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、「老子」の理解が飛躍的に向上します。
また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈を入れた、現代の完全版が新装版で登場。
【一文超訳の一例】
「無心のすすめ(空っぽの心を守る)」
「私利私欲のない無私の人は、自分を貫ける」
「無用には大きなはたらきがある」
「少なければ得られ、多ければ迷う」
「盛んになれば、早く衰える(だめになる)」
「先に与え続けておけば、いずれ得られる」
「大国を治めるのは小魚を煮るようにするとよい」
「本当に立派な人間は愚か者に見える」
*本書は『全文完全対照版 老子コンプリート』(2019年2月刊行)の新装版です。
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