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紙ひこうき、きみへ

野中柊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784035285809
ISBN 10 : 4035285803
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

会いたいよ、きみはたいせつなともだち。

【著者紹介】
野中柊 : 1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。翻訳も手がける

木内達朗 : 1966年生まれ。国際基督教大学教養学部を卒業後渡米し、イラストレーションの勉強を始める。アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン、イラストレーション科卒業。イギリス・ロイヤルメールのクリスマス切手、ニューヨーク・タイムズ、ボストン・グローブ、ワシントン・ポストなどのイラストレーションを手がける。講談社出版文化賞さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひらちゃん

    会いたい気持ちはどこまでも。行く道は違っても友達。そして今度はお互いに大事な存在となる。青い空を切り取った紙飛行機が、会いたい気持ちを繋げてくれるなんて素敵。いきいきと描かれる景色と、二匹のリスの友情に、心がじんわり温まる物語でした。

  • ぶんこ

    一人で暮らすシマリスのキリリの元に、一人で旅を続けるミケリスのミークが訪れる。二人(二匹)のお互いを思い遣る気持ちにほっこりします。「おもてなし」の気持ちって、これなのでしょう。しかし、ミークは旅立ったしまいました。寂しい日々をおくる二人が、再会するまでがとっいぇも素敵でした。空をチョキチョキして紙ひこうき、の手紙にする発想が素敵。絵も素晴らしかったです。

  • とよぽん

    木内達朗さんの絵が、ブリッタ・テッケントラップの画風と似ていて惹き込まれた。さすらいの一匹狼ならぬ一匹リスのミケリス、ミーク。定住の安らぎに何の疑問も抱かないシマリスのキリリ。空を切り取って作った紙ひこうきが、とても象徴的なアイテムだと思った。文も絵も日本人だが、紙ひこうきが結ぶリス君たちの友情物語に、何となく翻訳もののような雰囲気を感じた。

  • キラ@道北民

    「ルビねこ」で野中さんの児童書にハマり、新刊も読んでみました。大切なともだちに「会いたい」という想いを伝え合う紙ひこうき。実はいつもともだちと繋がっている「あるもの」で作られています。伝えたい気持ちにキュンとなります。グラデーション豊かな絵もとても素敵です。

  • ヒラP@ehon.gohon

    出会ったミケリスのミークと再会するために、旅に出たシマリスのキリリ。 種族の違いを乗り越えて、友だちを思う心が、繊細に描かれているファンタジーです。 木内達朗さんの幻想的な絵も素敵ですが、物語の中にも素敵なフレーズがきらめいています。 空を切り取るハサミって、こんなにデリケートな表現、感性が強くなければ意識できないですよね。

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