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最後のロ-マ皇帝 大帝ユスティニアヌスと皇妃テオドラ

野中恵子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861821004
ISBN 10 : 4861821002
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2006
Japan

Content Description

貧農の子から東方のローマ帝国皇帝に上り詰め、失われた領土の回復に情熱を燃やした大帝ユスティニアヌス1世と、場末の女優から皇妃となった絶世の美女テオドラの、激動の時代を駆け抜けた波瀾の生涯を綴った書。

【著者紹介】
野中恵子 : 1965年高知県生まれ。関西学院大学文学部卒業。トルコの現代事情や文化をテーマに、研究・執筆・通訳などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    歴史書というよりは小説で愛と憎しみと野望の最後のローマ皇帝&皇妃って感じでしたね。エンタメ寄り。

  • Junya Akiba

    カルケドン信条や単性説の宗教解釈、ローマ帝国末期の諸外国を取り巻く状況等について、それらをわかっている人を対象に書かれているかの如く、十分な説明や解釈なく話が進むのでその時代をじっくり味わうための歴史小説としては物足りない。一方、小説としては、物語性に乏しく、描写もとってつけたようなもの、、、特に戦争のシーンなどはラノベ以下の淡々としたものだった。これでは実際に命を賭して戦場に赴いた兵士たちが可哀そう。さて、盲目的な信条を持つ皇妃の願いを叶えるために苦労する皇帝の姿から、我々は何を学べるのだろうか?

  • Ryo0809

    ビザンティン帝国の皇帝ユスティニアヌス大帝(在位527年―565年)を描いた歴史本。ローマ無きローマ帝国はありえないとし、地中海世界の覇者の再現を夢見た最後の皇帝である。 テオドラやベルサリオスなどの脇を固める人物描写に味があるため、ユスティニアヌスが主役なのか、または、ローマ帝国という歴史のなかにある一大イベントを作家・野中恵子の目をとおして叙述したものか、読み進めながら迷った。それでも、一つの文学作品としての魅力は大きい。

  • MORITA

    西方は過去に失った幻想。ローマを名乗っても、新ローマとしてコンスタンティノポリスが誕生してもビザンツ帝国はローマとは違うものなのだ。

  • トミーチェ

    図書館本。

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