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星をつくった男 阿久悠と、その時代

Kiyoshi Shigematsu

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062157834
ISBN 10 : 4062157837
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2009
Japan

Content Description

歌謡界の巨人は、時代をどんなふうに食べて、言葉の血肉としてきたのか。直木賞作家が久々のノンフィクション作品として取り組んだ、阿久悠の生涯。ピンク・レディー、森昌子、西城秀樹などへの取材も圧巻。

【著者紹介】
重松清 : 1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。1991年『ビフォア・ラン』でデビュー。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    多くの関係者による証言と丁寧な取材、そして何よりも、阿久悠という人物に対するリスペクトに貫かれた重松清の誠実な文体が、本書の好感となっている。しかし、その誠実さとは裏腹に、読後に思うは、どことなく物足りなさを感じるということだった。とはいえそれは、重松の力不足からではきっとない。阿久悠という存在が、あまりに巨大すぎるゆえの結果なのだ。なぜなら阿久を語るとは、彼の生きた時代を語るということであり、それらを網羅するには、(つづく)

  • ラッキー55

    星をつくった男 阿久悠と、その時代読了。伝記のようなジャンルは久々だ。いわずと知れた歌謡界の一世代を担った第一人者である。8歳で終戦 を迎えた時に急転換した大人の価値観についていけなかったが、グループ サウンズ時代から歌謡曲の時代に時代を捉えて、自分の作品を有名どころ に次々に提供し、ジャンルを問わず、次々とヒットを飛ばしていった。 歌謡曲はもちろん、宇宙戦艦ヤマトやウルトラマンなども手がける多才ぶりである。5000曲以上の曲を作詞しているが、人は亡くなっても歌は歌い継がれるので、羨ましい限りである。

  • 白いカラス

    阿久悠という一人の天才と共に生きて来たことは自分にとって幸福であったと思う。まさしく昭和を語るには欠かせない人だと思います。もう少し長生きして欲しかったです。

  • ころにゃん

     大ヒットの歌謡曲をたくさん作った阿久悠の話。超売れっ子が、時代とともにヒットしなくなっていく様子は、さみしい。次世代の糸井重里、つんく、秋元康。歌手・タレントだけでなく、作詞家もプロデューサーも時代とともに生きていると思った。

  • 刷子筆男

    阿久悠の著書や自伝は多くあるが、あまりにも「言葉扱いに長けた」人だけに、実はあまりその真の姿は見えなかった。だが、阿久悠が念願し、獲れなかった「直木賞」受賞作家の丹念な取材と私見を入れない分析で、この歌謡史の巨人の実像が、すっと頭に入ってくる。 時代を喰って成長し、しかも完全に時代を作った男は、歌謡界の流れの変化の中で役割を終えるが、しかしそれは敗北ではない。阿久悠の作った歌詞の残り方を思う時、こんな人はもう出ないな、ということだけは、解る。

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