Product Details
ISBN 10 : 4106105977
Content Description
医学の進歩で、なかなか死ねない社会が到来した。しかし90歳過ぎの老衰患者に点滴をし、抗生物質を投与し、透析を行いペースメーカーまで入れて、なんのために「救う」のだ。数多くの死に立ち会ってきた著者は、今どきの「タテマエ」「良識」を嘲笑う。「命に上下は存在する」「患者の自己決定を信じない」「現代の医者は『死神』の仕事を担う」…現代人である「あなた」の死に方についての、辛辣かつ深遠な思索。
目次 : 褒めたら人は伸びるのか/ ストレスはなくせない/ 自己決定の呪縛について/ 「自己決定尊重」の裏側/ なかなか死ねない社会/ がんのメリット/ 生身の医者は絶滅寸前/ 命に上下は存在する/ 引導を渡す役目を担う/ あなたの臨終の枕元に立つ/ 気分の問題/ 二番煎じの価値/ ピークのあとは下るだけ
【著者紹介】
里見清一 : 1961(昭和36)年鳥取県生まれ。日本赤十字社医療センター化学療法科部長。86年東京大学医学部卒業。国立がんセンター中央病院内科などを経て現職。日本癌学会・日本臨床腫瘍学会・日本肺癌学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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calaf
読了日:2015/02/21
ほよじー
読了日:2015/06/21
桜父
読了日:2015/02/26
fseigojp
読了日:2014/12/22
おっくー
読了日:2015/09/17
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