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よるくま

Komako Sakai

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784033312309
ISBN 10 : 4033312307
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1970
Japan

Content Description

夜、男の子が寝ていると、まっ黒なよるくまがお母さんをさがしにきました。母の匂い、あたたかさを思いおこさせるファンタジー。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    酒井駒子・作。夜、男の子の部屋にやってきた「よるくま」。どうやら、お母さんとはぐれたみたいだ。それが「ぼく」と「よるくま」の冒険の始まりだった。絵の感じからは、どうやら酒井駒子さんの初期の作品ではないかと思われる。『金曜日の砂糖ちゃん』あたりと比べると、お話も絵も酒井駒子スタイルの完成形ではない。でも、彼女の絵本の最大の美点である抒情はそこここに溢れている。ややもすると、哀愁の一歩手前くらいの、喪われた幼年への郷愁も。

  • ダリヤ

    よるくま、なんてかわいいの。なんだかよむのがもったいなくて、てもとにあるのにかざってながめていたけれど、やっとページをめくることができました。よるくまのなきがおがこちらまでぎゅってしたくなるほどかわいらしいのです。よぞらのかわでさかなつり、おかあさんくまとならんでしたくなりました。ページをとじたら、なんだかわたしまでねむたくなりました。

  • ❁かな❁

    酒井駒子さんの絵本。前から気になっていたので読んでみました☆表紙も可愛いですが絵本の中の、よるくまの登場シーンめちゃくちゃ可愛いです〜♡男の子も可愛いのに、その小さな男の子から見ても、よるくまは小さくてとても可愛いんです(´▽`*)『だいてみたらかわいかった』って言葉に私も、よるくまちゃん抱いてみたような気分になり本当に可愛い〜って思いました♪お母さんがいなくなったと泣いてるよるくまと一緒に探してあげる男の子。お兄ちゃんって感じで頼もしくて優しいです!よるくまのお母さんもあたたかくて素敵☆可愛い絵本です♪

  • ♪みどりpiyopiyo♪

    「ママあのね…きのうのよるね」昨日の夜、ぼくのところにやってきたくまの子「よるくま」とぼくの一夜のお話。2人の冒険がかわいいの♡ ■夜の色が深くて素敵。2人の様子や おうちや光が淡い色彩で優しく描かれます。ぼくとよるくまが見せるちょっとした表情やしぐさが 何とも言えず愛くるしくて、2人のおかあさんの言葉も暖かくて和みます。■酒井駒子さんは、絵も素敵だけど お話が優しくて柔らかで、酒井さんが文と絵を一緒に手がけたご本が 断然素敵です♪ ■「だから きょうは 、もう おやすみ」

  • Kawai Hideki

    先日読んだ絵本作家の本で取り上げられていた作者の絵本が気になって借りてみた。よるくまは、夜遊びにくるかわいいくまちゃん。が、何やら事情があるようで、主人公の男の子は一緒に探し物を手伝うことに。その話を寝る前にお母さんに話しているうちに男の子は無邪気に眠りにつくのだが、その時のお母さんの言外にあふれる気持ちが、男の子のふとんにそっと添えられた「手」と、「お や す み」というごくありふれた台詞だけでさりげなく表現されている。「親思う心にまさる親心」がビリビリ伝わってくる、いじらしくも切ないお話。

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