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鉄道旅へ行ってきます

酒井順子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062166935
ISBN 10 : 4062166933
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東武日光線、磐越東線、名古屋鉄道…。希代の鉄道乗り3人が織りなす、日本一の車窓旅。3人の唯一の共通点は、ただ列車に乗るのが好きなこと。それぞれ好き勝手なことを言い合いながら、どうでもいい旅を楽しむ。

【著者紹介】
酒井順子 : 1966年東京都生まれ。高校在学中から雑誌にコラムを執筆。立教大学社会学部卒業後、三年間の広告代理店勤務を経て、エッセイストとして執筆活動に入る。2004年『負け犬の遠吠え』で第20回講談社エッセイ賞、第4回婦人公論文芸賞をダブル受賞。鉄道関係のエッセイも多い

関川夏央 : 1949年新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。作家。1985年『海峡を越えたホームラン』で第7回講談社ノンフィクション賞、1998年に漫画原作をつとめた『「坊っちゃん」の時代』(作画・谷口ジロー)で第2回手塚治虫文化賞を受賞。2001年『司馬遼太郎の「かたち」』、『二葉亭四迷の明治四十一年』などにより第4回司馬遼太郎賞、2003年『昭和が明るかった頃』で第19回講談社エッセイ賞を受賞した

原武史 : 1962年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社勤務を経て、東京大学大学院法学政治学研究家博士課程中退。現在は明治学院大学教授。専攻は日本政治思想史。1998年『「民都」大阪対「帝都」東京』でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』で第55回毎日出版文化賞、2008年『滝山コミューン一九七四』で第30回講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』で第12回司馬遼太郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まーくん

    中年男女三人組。それぞれ個性豊かな文筆家だが、隠れ(てもいないか?)鉄ちゃん・鉄子であられる。雑誌の企画で一緒に旅を楽しみ、言いたいことを言うのだが、政治学者の原先生が計画立案し他の二人を引っ張りまわす。もちろん関川さん、酒井さんとも鉄道旅に一家言あるのだが、そこは大人、原先生を立て列車を乗り継ぐ。車中で、いかにもマニアと見られることを極力避けたがりながら、しっかりマニア。謎の中年カップルの素性を「不倫関係かなぁ」と推し量ったり、駅そばをハシゴしたり。ちょっと微妙な、社会派的鉄道ウンチク満載の楽しい旅。

  • 北陸でホームの立ち食いそば5番勝負!というのが特に面白かった。特に麺類なんでも好きなので(ニシンそばのぞく)、誰かが自分のために作ってくれたものという前提さえあれば、たぶん何を食べてもあったけえあったけえ人の温もりがあったけえで、私は満足しちゃうだろうなあと「とても食べる気になれませんでした」と罰当たりな感想を述べる某方に脳内でグーパンかます我であった。だって立ち食いそばお安いじゃない!!求めすぎ!!!

  • たまご

    すごい,楽しそう…! そっか,富山の駅そばはおいしいんだ…去年秋に富山に行く前に読んでおくんだった,と地団駄.これは,食べ残した富山ブラックと共に駅そばも回収しに行かねば! 私も乗ったことのある五能線とか飯山線とか,鉄でも(多少?)自慢できる,とゆー路線だそうで,いや,わたし,鉄じゃないですけど…(ち,ちがう?). この3人の,乗り合わせた協調性に乏しそうなほかの鉄の方々への冷静な視線がおかしいです.

  • さっと

    おもしろかった。「鉄道に乗ること」を第一とした鉄道旅をうたっているだけあって、観光地の類はほとんど出てこない。目的地はないに等しい。たとえば、目的は駅そばの食べ比べだったりする。それほどまでに個性というか、違いがあるのかというと、店構えから応対するおばちゃんまで実にさまざまなんである。鼎談のあとにはソロパートもある。原先生は函館本線をゆく。駅そばでは辛い点が多かったが、いかめしやかにめし、ラーメンはおほめいただく。新幹線札幌延伸の折には、貴重な「山線」の記録になるだろう。

  • めぐねい

    10年以上前の本なので、今これと同じことをしたいと思っても廃線しててできないものもあるんやね。鉄道旅は好きだけど、基本一人。友達がいないからだけとも言う(笑)私は乗り鉄でもあり、酒井さんと同じように眠鉄でもある。なのでナイス景色を見逃すことも多い・・・。今月末に旧信越本線を走っている高級列車に乗る予定だけど、この3名には興味ないのかなぁ。飯田線もいつか乗ってみたいと思ってるけど、この作者さんたちは既に流行り出ないと。まぁ気にしないで好きなように乗っていこう。駅そばってそこまで美味しくないのがあるんかなぁ。

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  • Creator:ぱぱちゃん