枕草子 2 河出文庫

酒井順子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309421056
ISBN 10 : 4309421059
フォーマット
出版社
発行年月
2024年05月
日本
追加情報
:
248p;15

内容詳細

千年読み継がれる傑作随筆集が、もっとも親しみやすい現代語訳で蘇る。「香炉峰の雪は…」と中宮定子に尋ねられて、御格子を上げ御簾を高く巻き上げて応えるエピソードなど、中宮定子とそのとりまきの女房たちの知的で文化的な高さが伺われる段も多い。下巻は一四三段から三一九段まで。

目次 : 関白道隆様がお亡くなりになった後…/ 正月十日過ぎ。/ 日がな双六に興じていた…/ やんごとなきお方が碁を打つということで…/ おそろしげなもの。/ 清らかに見えるもの。/ 品が無く見えるもの。/ 胸がつぶれるもの。/ 可愛らしいもの。/ 人前で調子づくもの。/ 名前が恐ろしいもの。/ 見た目には格別なことはなくても…/ 鬱陶しい感じのもの。/ つまらない存在が幅を利かせる時。/ つらそうなもの。/ 羨ましいもの。/ 早く知りたいもの。/ じれったいもの。/ 関白道隆様の喪に服していた頃の…/ 閑院の左大将のお嬢様のことを…〔ほか〕

【著者紹介】
酒井順子 : 1966年東京生まれ。高校時代より雑誌オリーブ」に寄稿し、大学卒業後、広告会社勤務を経てエッセイ執筆に専念。2003年に刊行した『負け犬の遠吠え』がベストセラーとなり、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 旅するランナー さん

    噂話して何が悪いと開き直る強心臓。関白道隆(井浦新)の死、斉信(金田哲)とのウイット富むやり取り、大藏卿正光の地獄耳など、自慢話も含めて饒舌に語ります。そして、中宮定子(高畑充希)ラブは変わりません。それと「ひたすら過ぎゆくもの。帆をかけた船。人の年齢。春、夏、秋、冬」はいつの世も共感できる感覚なんですね。

  • コニコ@共楽 さん

    上巻を読んでから間が開いてしまったが、その間に『清少納言のたくらみ』を読んで、彼女の定子愛の深さをしみじみと感じた。今回の下巻では、ものづくしの章より、過去の出来事を思いのままに書いたものが多く、より定子愛を感じることができた。特に278段の中関白一家が揃う華々しい様子を余りある賛辞で書き描いている。だが、その最後で”けれど、その時に素晴らしいと拝見していたことも、今の世のありさまと比べると、とても同じ方のお身の上とは気持ちが滅入り、(以下省略)…”とあるのがなんとも切ない。

  • まーぶる さん

    火事で家を失った人への扱いが酷すぎる。こんなこと書かなくてもいいのにと思うが、書かなくてもいいことを書いているから多くの人に面白がられたのかな。

  • ねここん さん

    作者の性格がよくわかる。示された出典や他の訳と読み比べるのも面白いだろう。(上)と同じ。

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人物・団体紹介

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酒井順子

1966年、東京都生まれ。高校在学中から雑誌にコラムを連載する。大学卒業後、広告会社勤務を経て執筆に専念。2003年に発表した『負け犬の遠吠え』がベストセラーとなり、婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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