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マックスウェルの悪魔 ブルーバックス

都筑卓司

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062573849
ISBN 10 : 4062573849
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2002
Japan

Content Description

マックスウェルの悪魔と呼ばれる一見奇妙なパラドックスを介して、なぜ確率と物理学がつながるのかや、時間の向きを決めているという「エントロピー」について、他に類を見ない面白さとわかりやすさで解説する。

【著者紹介】
都筑卓司 : 1928年浜松市生まれ。海軍兵学校、旧制一高から東京文理科大学物理学科へとすすみ、同大学院では統計力学を専攻。物理学の全分野にわたって幅広い知識をもつ。横浜市立大学で教鞭をとり、同大学名誉教授。2002年7月惜しくも逝去された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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一般向けの科学入門書として名高い、講談社...

投稿日:2021/06/13 (日)

一般向けの科学入門書として名高い、講談社ブルーバックスシリーズの一冊です。主に、エントロピーや統計力学に関しての内容となっていますが、ところどころ難解な印象を受けました。ある程度関連する知識があると読みやすいのではないかと思います。

Ein さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひろき@巨人の肩

    すごい。学生時代に挫折した熱力学第二法則を具体的なイメージで捉えることができた。エントロピーは分子状態の確率論で記述され、更にエネルギーの質を定義する。太陽から降り注ぐエネルギーと反エントロピーが地球上の生物の進化を促したという説は興味深い。人間は物質的エントロピーを制御できる存在となったが、その代償に社会的エントロピーを増大させた。それが人類を終焉に導くという45年前の予言には恐怖を感じる。第二法則は我々の宇宙での経験則であり、更に紐解いていくと「時間」の理解に繋がるという話は科学的好奇心を刺激される。

  • トムトム

    すでに理解しているところは分かったのですが、分からないところはやっぱり難しかったです。自分が学生でこれを理解しなければいけなかったら、ツラいと思います。趣味で読むぐらいなら楽しい♪

  • 茉莉花

    「初めて読まれる方にも十分楽しんで頂けると思う」と記載がありましたが全く数学や物理学の知識がない人(私のようなおバカ)が読むとチンプンカンプンで何がなんだか分かりませんでした。面白い例え話も多少あったのですが、数式や専門的な話になると付いて行けなくなりました笑 そして体調も悪くなってしまいました笑 残念です。

  • たー

    あまり良く分かっていなかったエントロピーの概念が理解できた気がする。色んな喩え話が古臭いのはご愛嬌。

  • 山口透析鉄

    高校の図書室(蔵書数は国内の高校では最多で5万冊超ありました)にブルーバックスも多々ありましたので、都築氏の本もかなり借りました。他の著者もいましたが、もう一つのものが大半でした。 熱力学についての本で、やはりこのまたは文章が上手でした。文学青年だったというのも納得ですが、入門書止まりのブルーバックスも多くて、この本とかもそんな感じではありました。 マクスウェルの悪魔は後年、ナノマシンで実験し、エントロピーの増大により成立しないのがハッキリしていた筈です。

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