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ズッコケ脅威の大震災

那須正幹

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591079331
ISBN 10 : 4591079333
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

3人の住む花山町を大地震が襲った。それぞれが危機を脱出し、避難所で再会する。大震災の中で活躍する三人組の心の成長を描く。〈受賞情報〉日本児童文学者協会賞特別賞(第45回)

【著者紹介】
那須正幹 : 1942年、広島に生まれる。島根農科大学林学科卒業。作品に、『ぼくらの地図旅行』(絵本にっぽん賞)『海賊モーガンはぼくの友だち』『ねんどの神さま』『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)「お江戸の百太郎」シリーズ(日本児童文学者協会賞)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞)『ヨースケくん』『絵で読む広島の原爆』など多数

前川かずお : 1939年、大阪に生まれる。第11回小学館児童漫画賞受賞。漫画、絵本、さし絵の世界で活躍。1993年、歿

高橋信也 : 1943年、東京に生まれる。アニメーション映画の制作にたずさわったのち、フリーのイラストレーターとして絵本、さし絵に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 こちらの作品はズッコケ三人組シリーズ(...

投稿日:2019/01/14 (月)

 こちらの作品はズッコケ三人組シリーズ(小学生編)全50巻の37巻にあたります。2018年にポプラ社で行われた50巻総選挙では、18位に入りました。  この巻では3人組の住む稲穂県ミドリ市に大地震が発生し、3人がそれぞれの場所で被災し、被災者として震災を乗り越えていく姿が描かれています。 ズッコケシリーズは冒険、SF、タイムスリップ等、巻によって様々なエピソードを楽しませてくれますが、この巻は限りなくリアリティのあるドキュメント作品となっています。  そんな中でも決して暗い話ではなく、3人組と共に震災と向き合っていく体験を出来る巻になっています。また、震災というものが誰にでも起こり得る状況となっている現在、震災への意識付けとしても読む価値のある一冊になっています。

クイックニック さん | 静岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほんのうさぎ

    なんかデジャブ…と思ったら再読だった。読書メーターをやっててよかった。 とはいえ、やはりズッコケは何度読んでも良い。阪神淡路大震災を受けて三人組に震災を体験させたという本作は地震のその瞬間からその後についてとてもリアルに描かれていると思う。本当に普段の備えが大切だと毎度思い知らされる。

  • マグロのお刺身

    はじめてのズッコケ

  • けむりの猿

    シリーズの中で最も読みたいと思っていた作品。 「ウキ下はどれくらいですか?」「そうだな。おれは一尋くらいとっているけど、もっと浅くても釣れるんじゃないか。」これだけの会話の描写でも伝わる釣りの楽しさ。 そんなワクワクする日常を突如として襲う災害の恐ろしさ。 避難所生活の様子もリアルで、人間の嫌な面も描かれていた。窮地に陥った時に人間の本質が出るものである。 幸いと言って良いのか、子供の頃に大きな災害に会うことなく育ってきた。危機意識も無く大人になったが、近年の自然災害を見るに他人事では無いと感じる。

  • ナタニエル・ブシッチオ

    阪神淡路大震災の被災孤児からの手紙をキッカケに作られた作品。いつもの生活が突然出来なくなる状況、誰にいつ起こってもおかしくない状況。ハチベエの商店街は全壊、ハカセ、モーちゃんの団地は半壊という状況でも、大人も子供も出来ることから生きていくために、生活するために行動を始める。力を合わせるべき時に、ストレスにより諍いやトラブルが発生するのは何故だろう?当事者しかわからない事情もあるが、すすんでトイレ掃除を始めた3人は印象的だった。心に傷を負った3人だが、これを糧に成長してほしい。

  • かみちゅう

    大地震などの天災にあえば金や金で買えるものはほとんど失うことになりかねない。そういう時こそ人との繋がりが大事になってくるし、普段から周りの人間を大事なにするべきだと思った。

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