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ズッコケ家出大旅行

那須正幹

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591085707
ISBN 10 : 4591085708
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ズッコケ三人組のモーちゃんとハカセは「もう家にはいられない」と家出を決意。それに同調したハチベエもともに家出を決行することに。綿密に計画を練り、ついに実行に移した3人だが…。〈受賞情報〉日本児童文学者協会賞特別賞(第45回)

【著者紹介】
那須正幹 : 1942年、広島に生まれる。島根農科大学林学科卒業。作品に、『ぼくらの地図旅行』(絵本にっぽん賞)『海賊モーガンはぼくの友だち』『ねんどの神さま』『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)「お江戸の百太郎」シリーズ(日本児童文学者協会賞)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞)など多数

前川かずお : 1939年、大阪に生まれる。第11回小学館児童漫画賞受賞。漫画、絵本、さし絵の世界で活躍。1993年、歿

高橋信也 : 1943年、東京に生まれる。アニメーション映画の制作にたずさわったのち、フリーのイラストレーターとして絵本、さし絵に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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 こちらの作品はズッコケ三人組シリーズ(...

投稿日:2019/01/14 (月)

 こちらの作品はズッコケ三人組シリーズ(小学生編)全50巻の42巻にあたります。2018年にポプラ社で行われた50巻総選挙では、9位に入りました。  この巻はハカセが親に無理やり塾へ入れさせられることへの抗議として家出を決意し、モーちゃんそしてハチベエが同調し三人組で家出をすることから始まります。  この巻は本当にワクワクしながら読み進めることが出来ます。ズッコケシリーズが好きな読者の方なら、三人には壮大な冒険よりもリアリティのあるプチ冒険をして欲しい人も多いのではないかと思います。僕を含め、そんな読者の楽しめる巻になっています。  強いていうなら、後半にホームレス達と寝食を共にするあたりからの展開が物足りないかなと思いました。そこで星1つ減らしています。  それでもズッコケシリーズに馴染みが無い人にもオススメ出来る巻に間違いないかと思います。

クイックニック さん | 静岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 亮さん

    家出。誰もかも精神を解放する旅に出たい。3人は家でする理由を手紙に書き家出する。途中、電車を乗り間違えるが親切な方々に拾われてなんとか。ホームレスの親子にも親切にされ食いつなぐ。なんとか家出は、功をそうしたようで親たちは、反省。家出をする本を俺もいつか書いてみるよ。

  • ダイアナ

    家出。誰しも1度くらいは考えたことがあるけど、実際にはしないこと。三人組はやっちゃいます。理由はそれぞれ。教育方針の違い、食べ物の恨み、面白そうだから一枚噛みたい。電車を乗り間違えたり、野宿をしたり、ホームレスに混じって生活したり。家族に発見された時に大泣きするハチベエ、案外可愛い。

  • ナタニエル・ブシッチオ

    児童書で家出というテーマを扱うこと自体が難しかった時代だったと思うが、さすが作者ならではの視点で今回も楽しめた。本作からインターネットなど現在のSNS等に関連する内容も盛り込まれてきている。子供にとって様々な理由で家出を考えるが、どこかでやってはいけないもの、怖いものという自制が働きてしまうのだろう。それを踏まえて。それでも現状を変えたいというハカセの小学生とは思えない決断力と計画力で3人は実行してしまう。ホームレスに混じっての生活や経子との行動などは大きな経験だと思う。大きな事件事故がなくて何より。

  • Kumazon

    小3・4月

  • MIYA

    子どもの頃、ズッコケシリーズでも好きだった作品。でも後半の大阪からの話は当時、そこまでピンと来てはいなかった。そして大人になった今、大阪のどこの場所なのかもわかるようになった。せっかく食べ物が手に入ったのにモーちゃんがなんで泣いてたのか、それもわかるようになった。那須先生の「児童文学」は子ども達に誠実であり、そして優しい。最近じゃズッコケシリーズが学校図書館からジワジワと姿を消してると聞くけど、今の子ども達にも読んでほしいなぁ。ためになるとかじゃなくて、やっぱり"面白い"んだよね。

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