Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• よっち

  読了日：2023/11/27

  藤原道長の正室・源倫子に物語の才能を認められ、倫子に仕えることになったた紫式部。さらに書き始めた『源氏物語』が道長の目にとまったことで、中宮彰子お付きの女房となる平安王朝絵巻。敦康親王が生まれて父・道長の操り人形から国母へと変わろうともがく彰子を支えながら、源氏物語を書き続けていこうと決意する紫式部。源氏物語が気になっていろいろちょっかいを出してくる道長には苦笑いでしたけど、様々な権力闘争の様子も描きながら、彰子のためにと覚悟を決めている紫式部自身が、源氏物語を通じて伊周を諭す場面はなかなか印象的でした。

• よっしー

  読了日：2024/08/02

  タイトルが気になって手に取りました。イメージしていた彰子と紫式部の性格とは全然違っていましたが、そこも含めてとても面白かったてす。物語を虚構のものと捉えず、それすらも政治の道具として使おうと画策する道長と、それを阻止しつつ物語を書き上げる紫式部の葛藤もまた見事でした。源氏物語を知っているからこそ、より楽しめるのかもですね。続編も楽しみです。

• 坂城 弥生

  読了日：2023/11/17

  紫式部と中宮彰子の物語。

• のびすけ

  読了日：2024/03/01

  道長の思惑と彰子の願いを巻き込み、紫式部は源氏物語を紡いでいく。源氏物語そのものの魅力にも触れながら、宮中の不穏な動きや彰子と紫式部の信頼関係を描いていて面白い。彰子と紫式部が物語という言霊で挑む戦い、次巻も楽しみ。

• お涼

  読了日：2024/01/29

  藤原道長に才能を認められ、中宮彰子に仕えることになった紫式部。源氏物語を政治に利用したい道長とそれを逆に利用した紫式部の対比が面白い。言霊ってやっぱりあると思う。だからなるべく自分が嫌だと思う言葉は使わないようにしてる。ちょこちょこ『源氏物語』の話が出てくるのがいい。

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