きみの最後の一カ月、恋はオパール色になって 二見サラ文庫

遠藤遼

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784576230573
ISBN 10 : 4576230573
フォーマット
出版社
発行年月
2023年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;15

内容詳細

人が真っ黒な塊になって死ぬ「石炭病」がネットで拡散される中、高校二年の佐久間智也は母の自死を機に幼なじみの春原彩乃と心通わせ合うようになる。告白の返事まで遠回りしたが、恋人になった彩乃は愛おしかった。だが二人に残された時間はわずかだった。夏休みになったら旅に出ようよ―彩乃のしたいことを詰め込んだ、行き先を決めない鈍行列車の旅。しかし智也はこの先に待ち受ける真実を知らずにいて…。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    人が真っ黒な塊になって死ぬ「石炭病」が噂される中、母の自死を機に幼馴染の春原彩乃と心通わせ合うようになった高校二年の佐久間智也。幸せな二人に思わぬ試練が訪れる青春小説。近い距離にいるものの曖昧だった関係が、彩乃を意識する先輩の挑発をきっかけに、ようやく恋人同士になった二人。けれど残された時間が残り僅かなことを知り、高校二年の夏に彩乃のしたいことを詰め込んだ、行き先を決めない鈍行列車の旅で思い出を積み重ねて、オパール症候群の原因が何とも皮肉で切なくなりましたが、彩乃が残した言葉には強く心を揺さぶられました。

  • 色素薄い系 さん

    面白かったです。タイトルの意味は読んだら分かるというか読んだ後の方がより分かる。前半は日常生活、中盤から終盤は非現実とまではいかないけど少し日常とは遠ざかる旅。そしてそこから最終目的地へ。終わり方は好みでした。生存エンドじゃない方でも良かったかなという気もするけど生存したからこそのキャラのその後や殆どの人には本当の色が見えない宝石を身に着けている描写なんかがあったんだと思うとこの終わりでも納得。

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遠藤遼

第3回オーバーラップ文庫大賞審査員特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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