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現代観光学 ワードマップ

遠藤英樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788516052
ISBN 10 : 4788516055
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代は「移動」の時代である。人はもちろんモノ、情報、資本などがたえまなく移動している。その最先端の現象である観光は、自己と他者、日常と非日常など異質なものが出会う場である。斬新なキーワードを道案内に、「観光」という視点から現代を読み解く。

目次 : 1部 観光の歴史と観光学(観光とは何か―オルタナティヴの試みをのみ込む大衆観光/ 観光の近代―資本主義社会における時間/空間の特徴とマス・ツーリズム ほか)/ 2部 観光学の視点(観光者の観光経験―「真正性」の議論を超えて「真摯な」交流へ/ 観光客のまなざし―観光学における基本かつ最前線の視座 ほか)/ 3部 観光学のテーマ(オルタナティヴ・ツーリズムの現在―地域のためになる観光を実現するには/ 先住民族―先住民族アイヌの文化伝承と観光 ほか)/ 4部 観光学のフィールド(観光社会学の現場から1 奈良・観光と地方再生/ 観光社会学の現場から2 リヴァプールにおける「ミュージック・ツーリズム」 ほか)

【著者紹介】
遠藤英樹 : 1963年生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得退学、社会学修士。立命館大学文学部地域研究学域教授。専門は観光社会学、現代文化論、社会学理論、社会調査法

橋本和也 : 1947年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程単位取得退学、博士(人間科学)。京都文教大学名誉教授。専門は観光人類学、観光学

神田孝治 : 1974年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。立命館大学文学部教授。専門は文化地理学、観光学

寺岡伸悟 : 1964年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学、博士(文学)。奈良女子大学文学部教授。専門は観光社会学、地域文化論、地域メディア論

山口誠 : 1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(社会情報学)。獨協大学外国語学部教授。専門はメディア研究、歴史社会学、観光研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しお

    実際の仕事は多少の社会史的分析(つまり、階級分析)が伴うはずなのだが、その肉が失われては空疎なポモ語りだ。引き合いに出される思考も一つ一つの闘争的な強度がことごとく骨抜きにされていて、非常に残念だ。「真正性」のナラティブも、その権威主義的側面を無視すればただの換骨奪胎だ。東浩紀もそうだが、「観光」研究の報告というものは、どうしてこうも、「観光客」のフリーライダー・ブルジョワ的な性質を看過するばかりか、むしろ助長してしまうのか。どれもこれも、スノッブをスノッブのまま飼いならす方便でしかない。

  • takao

    観光社会学の観点から

  • MADAKI

    キーワードベースで現代主流になっている観光学のトレンドを知れる。

  • 環世界

    良い本でした。『観光学評論』の主要メンバーによる観光理論の概説書で、観光学を理論的強度を備えたディシプリンとして確立しようという強い意志を感じ、読みごたえがあります。概念の援用に一部甘いところがあるけれども(ANTとかマテリアリティあたり)、取っ掛かりとしては十分。特に学生さんにはおすすめ。

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