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ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記

遠藤和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093888325
ISBN 10 : 4093888329
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan

Content Description

1才の娘と、夫に遺した「愛」の記録


21才でステージ4の大腸がんと宣告。それでも22才で結婚、「どうしても子供がほしい」と抗がん剤を止め、23才で出産。
21年9月に24才で亡くなった遠藤和(のどか)さんの、生と死を見つめた日記。


<もう、3年のうち2年半が経過した。余命は統計。私は大丈夫。>(本文の日記より)

遠藤和(のどか)さんがステージ4の大腸がんを宣告されたのは、21才のときだった。

当時交際中だった将一さんには「私、がんだった」と告げた。
将一さんは「絶対、別れない」と応じた。

22才で結婚式を挙げた。その様子は、『笑ってコラえて』(日本テレビ系)の「結婚式の旅」というコーナーで放送され、大きな反響を呼んだ。

子供がどうしても欲しかった。抗がん剤を止めなければいけない。それでも「絶対後悔する。死んでも死にきれないよ」と将一さんを説得した。

<はじめて胎動を感じた。私、ママだよ。2〜3か月後には、もう会えるね>
23才で長女を出産した。

21年5月、病院で余命は数週間と宣告された。家に帰った。「それでも人生でいまが一番しあわせ」と家族3人と猫1匹の、愛しき日々を送った。

21年9月、24才の若さで亡くなった。

和さんが亡くなる10日前まで、生と死を見つめて書き続けた日記。
それは、1才の娘と、夫に遺した「愛」の記録。

【著者紹介】
遠藤和 : 1997年青森県生まれ。21歳のとき、ステージ4の大腸がんを宣告される。22歳で6歳上の将一さんと結婚、23歳で娘を出産。2021年9月8日、24歳で亡くなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゲンキ

    本書は、「笑ってコラえて❗️」で取り上げられ、話題になったそうですが、私は知りませんでした。作者である「遠藤和(のどか)」さんは、彼と付き合い出した21歳のときに、ステージWの 大腸癌 と宣告されるも、彼は和(のどか)さんと結婚を😭そして23歳で命がけで娘さんを出産😭最後まで諦めなかった闘病生活😭しかしながら、24歳の若さで亡くなった命の日記でした😭最初の方から号泣してしまい、もう駄目と本を閉じてしまったこともありました。でも決して、辛い闘病生活の日記ではありません。皆様も是非とも‼️

  • さぜん

    たまたま「笑ってコラえて」で見てその後の情報も得ることもなく、書籍を見て出産されたことを知る。24歳の若さで辛い闘病を耐え、懸命に生きた円さん。娘さんと旦那さんを残していくのはどれほど心残りだっただろう。彼女の日記には喜びも苦しみも赤裸々に綴られ、医師からの無遠慮な言葉とかコロナ禍の治療の難しさとか、誹謗中傷も含め、真っ直ぐに気持ちが伝わってくる。旦那さんの治ると信じ、ずっと励まし続けた強さと優しさ円さんを支えたんだろうな。ご冥福をお祈りします。

  • ぶんこ

    何年も前から腹痛があって、色々な病院にも行っているのに、診断が「便秘、胃腸炎」とは酷すぎる。ある医師たちの中には若い女性患者に真剣になれない人がいる。ろくに検査もしないで便秘なんて言わないで。「もう何もかもどうでもいいから、この激痛から解放してほしい」と思う時があると書かれていました。辛すぎて数日読めませんでした。櫛引御一家、そして何より遠藤さんが立派でした。ここまでの介護、看取りはできそうで出来ない。危険を承知でお子さんをみごもったこと。もしもの時は赤ちゃん優先と和さんは言い切っていました。最高の母。

  • ブルちゃん

    言葉がでません。自分では手に取ることができませんでした。京子ありがとう。

  • kanki

    闘病とは、こんなにも辛いのか。池江さんのニュースに対してこう感じるのか。泣いた

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