基本情報
内容詳細
この世に生まれ、生きていく以上、人生を捨ててはいけない。生と死、善と悪を見据え続け、導き出された人間の真理。単行本初収録作品の数々!
目次 : 1(散策/ 軽井沢/ 原型/ 小説のできるまで/ 井上筑後守と殉教者/ 島原へ/ 私の読後感/ 私の愛誦詩―「白壁」/ 私の愛誦詩―「故園の菜」)/ 2(伝統と信仰に生きる/ 四月一日が待ち遠しい/ 利己主義は結局ソンをする/ 碧い地中海―ニースからモンテカルロに/ 「エスプリ」/ 万博の基督教館/ 虚栄スト/ うすら笑いをやめよ/ 現代の関所/ 三田文学編集長として/ 「新潮」への希望)/ 3(狐狸庵自動車コリゴリの記―運転歴一年、ムチ打ち症にかかるまで/ 同乗者をつのる/ 自動車教習員よ、横暴になれ/ ぼくこそ紳士である/ ウマイぞッ/ エイプリル・フール/ ズボンの膝/ テレビ第一号)/ 4(恐怖の一夜/ 快男子コンケイ/ 追悼/ 先生にはじめてお会いした頃/ 「黄金の夜明ける」―野間宏作 青年座公演/ イエス像には、人間が自らを投影できる何かがある/ 椎名麟三/ 岸田今日子/ 「深い河」映像の説得力―漱石・荷風・〓外の西欧体験と重ねて)/ 5(病院生活/ 人間のみかた/ 人間のための二つの心理/ 人間観察について/ 孤独と信頼―文学雑感/ 約束について)
【著者紹介】
遠藤周作 : 1923年、東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業。50年から53年までフランスに留学。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア小説や歴史小説、戯曲、「狐狸庵もの」と称される軽妙洒脱なエッセイなど、多岐にわたる旺盛な執筆活動を続けた。55年「白い人」で芥川賞、58年『海と毒薬』で新潮社文学賞、毎日出版文化賞、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、79年『キリストの誕生』で読売文学賞、八〇年『侍』で野間文芸賞、九四年『深い河』で毎日芸術賞、九五年文化勲章受章。九六年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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スリカータ さん
読了日:2023/12/16
元気伊勢子 さん
読了日:2024/04/12
NAGISAN さん
読了日:2023/12/07
ワッツ さん
読了日:2024/10/17
Erinelly さん
読了日:2024/07/23
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人物・団体紹介
遠藤周作
1923年、東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業。50年から53年までフランスに留学。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア小説や歴史小説、戯曲、「狐狸庵もの」と称される軽妙洒脱なエッセイなど、多岐に
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