ユーモア小説集

遠藤周作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061311695
ISBN 10 : 4061311697
フォーマット
出版社
発行年月
1982年07月
日本
追加情報
:
281p;15

ユーザーレビュー

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遠藤先生の素が滲み出てくるようなユーモア...

投稿日:2012/02/11 (土)

遠藤先生の素が滲み出てくるようなユーモアにあふれる作品集。遠藤先生の作品を読んだことをある人もない人も、知っている人も知らない人も楽しめますよ。思わず笑っちゃうお話もありました☆シモの話が大好きな方ですので、お上品な方はその点だけご注意を。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希 さん

    面白かったです。周作先生はこのような軽い本も書いていたのですね。4コマ漫画を読んでいるような楽しみを味わいました。

  • 活字の旅遊人 さん

    12の短編からなる小説集。「ユーモア」で抱腹絶倒と紹介してあるが、最後の『昔の教官殿』は笑えない。しんみりするお話。最初の『初春夢の宝船』はいかにも笑わせてやろうという文章だが、あまり馴染めなかった。その他10作は遠藤周作らしい皮肉を入れて笑いを誘う。『女の決闘』が一番好き。『俺とソックリな男が……』『嘘つくべからず』『うちの親爺』が続く。総じて戦後間もない時期の世相、雰囲気がよく出ていて、その点も興味深い。男、夫、父がだんだん弱くて儚い存在になっていく様子が切り取られているようにも思った。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    昔読んだ本が出てきたので、捨てる前に登録。1974

  • タカギ さん

    講談社文庫創刊50周年のブックカバーが欲しくて買った本。「抱腹絶倒の作品集」は言い過ぎな気がするが、滑稽な可笑しみはある。艶笑系じゃない下ネタが目につくかな? 全12編で各20ページほど。『初春夢の宝船』はスモールライト的な発明品によって小さくなった医師団が人体の中に入って手術を行なう。手術は成功したが脱出時に問題発生…下ネタです。どぎつい話はないので、物足りない感もあるけど、ちょっとした息抜きにはいいかも。

  • まめこ さん

    ★★★★☆お気に入りさんの既読本から。ユーモアという概念に収まりきってない短編集。若さを嘲りつつ懐かしむ、そんな寂しさも漂う気がした。今時の手術はガンマ光線でミクロ化し、潜水艇で血管を辿り泳ぎながら患部を切除するのだ「初春夢の宝船」想いを寄せる小百合さんの手術へいざ!「我らはエジソン」岡野のアホな発明に思わず吹き出した(笑)。イケてない「うちの親爺」たちにも過ぎ去った日々はあるのだ。

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人物・団体紹介

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遠藤周作

1923年、東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業。50年から53年までフランスに留学。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア小説や歴史小説、戯曲、「狐狸庵もの」と称される軽妙洒脱なエッセイなど、多岐に

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