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ISBN 10 : 4635049507
Content Description
ニホンオオカミの最後は、じつははっきりしていない。明治38年の和歌山県が最後といわれるが、それは標本として残されている最後のオオカミでしかない。東北の地で、野生動物と人の関係を追いかけた作家が、オオカミの最後を追う。「狼酒」や「狼祭り」の発見、貴重な歴史的資料。東北の地で明治・大正を生き、オオカミの最後を見てきた山の民の最後の遺言を集め、藩政の書面をたどりながらニホンオオカミの最後に迫る。
目次 : 狼酒の発見/ 狼の民俗/ ニホンオオカミの正体/ 狼の生態/ 江戸時代の狼/ 荒れる狼/ 明治九年、狼の子を天覧/ 狼の首に賞金/ 売り物になった狼/ 狼狩りの証言/ 恐るべき攻撃力/ いたましい最後/ 狼の形見
【著者紹介】
遠藤公男 : 1933年、岩手県一関市生まれ。一関第一高等学校卒業後、主に岩手県山間部の分校に教師として勤めるかたわら、コウモリ(岩手)とノネズミ(北海道)の新種を発見。1973年に『原生林のコウモリ』(学習研究社)を刊行。1975年に退職して作家生活に入り、翌年『帰らぬオオワシ』(偕成社)で日本児童文学者協会新人賞・ジュニアノンフィクション文学賞、1983年『ツグミたちの荒野』(講談社)で日本児童文芸家協会賞、2000年に日本鳥類保護連盟総裁賞、2017年に日本哺乳類学会功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ばんだねいっぺい
読了日:2022/11/03
はる
読了日:2023/06/07
maqiso
読了日:2024/03/01
つくし
読了日:2023/01/25
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