Product Details
ISBN 10 : 4582858333
Content Description
政府・日銀が「偽りの論理」を用いて、持続不可能な「異次元」へと無理やり経済を再生させ続けようとすれば、ある期間、経済は改善の兆しを見せるかもしれない。しかし早晩、様々な矛盾と不自然な軋みが生じ、大きな報いを受けるだろう。その時、煮え湯を飲まされるのは、私たち国民に他ならない。本書では、歴史の諸事実と、普遍の科学という視点を交えながら、経済政策の詭弁を見破り、日本経済の現状に警鐘を鳴らす。
目次 : 第1章 個人金融資産の構造は何を語るか―経済パワーゲームが政策を誤らせる/ 第2章 利息がつけば、通貨量は増えるのか―日銀は通貨を異様に膨張させた/ 第3章 穴を掘って埋め戻す公共事業は、ほんとうに有効か―投資乗数が1を割ったケインズ経済/ 第4章 箱モノ予算はどれほど削減可能か―年65兆円を浪費する負の遺産/ 第5章 日本人の資産運用はどうなるのか―年金・保険の崩壊を食い止めよ/ 第6章 ヘリコプターマネーは何をもたらすのか―詭弁化した経済の末期症状/ 第7章 崩壊のブラックスワンはいつ来るのか―破綻確率は想定外に高い/ 終章 中間層を待ち受ける危機/ 付録:限定合理性とパラドックスから、詭弁の根源を探る
【著者紹介】
逢沢明 : 1949年大阪府生まれ。京都大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。京都大学大学院情報学研究科を定年退職。建設省、科学技術庁、関西文化学術研究都市、京都市などの科学技術・文化政策関連委員を歴任。現在、国際情報学研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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skunk_c
読了日:2017/02/04
青雲空
読了日:2018/02/02
大先生
読了日:2019/08/26
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