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高坂弾正 謙信の前に立ちはだかった凛々しき智将 Php文庫

近衛龍春

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569667492
ISBN 10 : 456966749X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
December/2006
Japan

Content Description

「謙信めに千曲川を渡らせませぬ。川中島で討ち取りましょうぞ!」武田家随一の用兵と謳われ、対上杉の最前線である海津城の守将を任された高坂弾正―。元は豪農という異色の出自ながら、信玄に若年よりその美貌と才を愛され、一人の武士として、そして無二の重臣として成長を遂げていく。内政にも優れた手腕を発揮し、武田躍進に一身を捧げた智将の生涯を描く力作長編。

【著者紹介】
近衛龍春 : 1964年、埼玉県生まれ。大学卒業後、暫しオートバイレースに没頭。その後、通信会社勤務を経て、フリーライターに転職。『時空の覇王』(ベストセラーズ)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    豪農の身分から戦国武将にのし上がった高坂弾正。箴言に見初められたこともあり、その才能で、武士として、無二の重臣として成長していく姿に引き込まれます。謙信との関係も述べてもいいと思いました。

  • maito/まいと

    武田信玄の子飼いの将にして、信玄亡き後(そして長篠合戦後の)武田家を支えた名将・高坂昌信(史実的には春日虎綱)を描いた歴史小説。信玄との関係をうかがいたくなる人物ではあるけれど、低い身分から取り立てられ、信玄を一身に支えようとする姿は、やっぱりすがすがしいです。欲を言えば、信玄だけではなく謙信との関係も描いてくれると、より晩年の勝頼への諫言が生きてくるのになあ。

  • ゆうへい

    戦国最強と謳われた武田軍団の中で、最も智略の面では優れていた武将です。ただ、上杉謙信の前に立ちはだかった武将というタイトルは大袈裟だと思います。それから、ほとんど甲陽軍鑑の部分を用いているのも気になりました。せっかくの高坂弾正のイメージがままならなかったです。ストーリー性はそれなりに良かったですが、ちょっと僕のイメージとは程遠かったです。

  • 春日

    文章の良し悪しは別にしてもそれなりに面白いです。個人的なことですが好きな武将なので、高坂を題材に一作書いてくれたということだけでも評価に値します。信玄の近習時代のことばかりが取り上げられやすい人なので、それだけでなく武人としても優れた人であったことが伝わる作品だと思います…多分。

  • えびえび

    そんなわけで源助は躑躅ヶ崎の館にやってきたのだ。「うほっいいお館様」(涼しげな眼差しで)「やらないか」ってな感じの馴初めではじまる春日虎綱のお話です。武田信玄の生涯を虎綱との係わり合いを通じて語る作品です。海津城城代として、北信を差配する虎綱は全く描かれません。PHPに限らず副題が先走る傾向にあるのは歴史モノの常ではありますが、凛々しき智将の姿はないですね。

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