近藤陽子 (王朝継ぎ紙研究会)

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王朝継ぎ紙づくり 和紙で楽しむ料紙制作・箔装飾

近藤陽子 (王朝継ぎ紙研究会)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837312772
ISBN 10 : 4837312772
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

継ぎ紙は、平安時代に生まれた日本最古の和紙工芸です。染めや箔などで装飾を施した和紙を、切ったり破ったりして継ぎ合わせ、一枚の作品に雅な世界をつくりあげます。本書は、丁寧に制作過程を解説し体系的にまとめあげた、はじめての本格的な技法書です。料紙はもちろん、はがきやブックカバーの作り方もデザインの型紙付きで掲載し、作品も多数収録しました。和紙ならではのやさしさ、静かな美しさを、ゆったりと楽しみましょう。

目次 : 第1章 王朝継ぎ紙のこと(王朝継ぎ紙について/ 本願寺本三十六人家集 ほか)/ 第2章 制作の基本(introduction 王朝継ぎ紙のつくり方/ basic lesson 小色紙をつくる)/ 第3章 装飾する(和紙を装飾する/ ドーサ引き ほか)/ 第4章 作品に仕上げる(はがき/ カード ほか)/ 第5章 ギャラリー

【著者紹介】
近藤陽子 : 1948年、東京生まれ。1979年、母、近藤富枝が「王朝継ぎ紙研究会」を設立すると同時に参加。以来、各地のカルチャーセンターの教室を運営。現在、同研究会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ayako

    学生時代の部活で日本画を描いていたので、以前から日本の紙に興味があった。王朝継ぎ紙とは、染めや箔等で装飾した和紙を継ぎあわせる日本最古の和紙工芸との事。紙は単に記録を残すための道具としてではなく、日本文化の一端を担ってきた重要な工芸品である事を実感した。書や絵画においては、作品の一部と言っても過言では無かろう。本書では制作方法も詳しく載っているので、更に興味が湧いた。

  • 高宮朱雀

    古典の絵巻物などに使われているので一度は目にした事があるだろうが、これを自分達で作れるなんて感動。必要な物の中には日本画に使う道具などが含まれているので、そちらの方面に造詣のある方なら比較的簡単に作業出来るんじゃないかと思った。 私は書を見るのは好きだが実際に書くのは苦手だ。短歌を詠むので自分で毛筆したいと思うのだが、中々指が動かない…。 書道をしていた主人に話すと継ぎ紙にも興味を持ってくれ、私の歌を自分(主人)が毛筆するのも良いねと言っていた。実現したいものだ。

  • 中津ゆか

    東京に行ったときの本屋で購入。一体全体誰が読む本なんだ???と思ってしまった(誉め言葉)けども紙のことも書かれていてすごい勉強になった。あとは印刷が綺麗だったし、見たことのない古典の作品も見れた(それで衝動買いしてしまったのだが)作るか作らないかと聞かれたら…作らないな笑 けどいい本だなぁと思う一冊。なかなか出会えないと思う。

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