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ISBN 10 : 4766430492
Content Description
揺れ動く「盟主」のジレンマから読めない中東情勢を読み解く。
イスラエル建国から4度の中東戦争、湾岸危機、9.11テロ、そして和平イニシアティブまで、サウジアラビアを軸に1940年代以降の歴史をたどり、中東問題の構造を明らかにする。
一貫した歴史的視座なくして、中東は読み解けない。
アラブの「盟主」サウジアラビアはしかし、イスラエルと欧米諸国に対して最も穏健な立場をとってきた。本書は、現地の公文書や地元メディアの報道など膨大な資料を駆使して、安全保障/経済的利益/アラブ意識/イスラームという4つの視点からサウジの外交政策を分析、歴史的に形成された中東問題の構造を解き明かす。
【著者紹介】
近藤重人 : (一財)日本エネルギー経済研究所中東研究センター主任研究員。1985年東京都生まれ、2008年筑波大学第三学群国際総合学類卒業、同年クウェート大学アラビア語語学留学、12年サウード国王大学(サウジアラビア)法政治学部客員研究員、同年日本学術振興会特別研究員(DC2)、16年慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了、博士(法学)、同年(一財)日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究員、19年同主任研究員、22年アブダッラー国王石油調査研究センター(KAPSARC、サウジアラビア)出向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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