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台湾vs.中国 虚構の攻防史(仮)

Daisuke Kondo

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828423289
ISBN 10 : 4828423281
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan

Content Description

「尖閣諸島」も台湾進攻作戦のターゲット!?“国民党VS共産党”の歴史をヒントに、習近平のシナリオを読む。

目次 : 1 国民党vs共産党―創建世代の栄枯盛衰(中国国民党の誕生 1894年〜1926年/ 中国共産党の誕生 1921年〜1935年/ 〓介石vs毛沢東1 1936年〜1949年/ 〓介石vs毛沢東2 1949年〜1975年)/ 2 台湾vs中国―三党の権謀術数(〓経国vs〓小平 1975年〜1988年/ 李登輝vs〓小平、江沢民 1988年〜2000年/ 陳水扁vs江沢民、胡錦涛 2000年〜2008年/ 馬英九vs胡錦涛、習近平 2008年〜2016年/ 蔡英文vs習近平 2016年〜2021年)

【著者紹介】
近藤大介 (評論家) : 1965年生まれ、埼玉県出身。東京大学卒業。国際情報学修士。講談社入社後、中国、朝鮮半島を中心とする東アジア取材をライフワークとする。講談社北京副社長を経て、現在『週刊現代』『現代ビジネス』編集次長(特別編集委員)。2008年より明治大学講師(東アジア国際関係論)も兼任。2019年に『ファーウェイと米中5G戦争』(講談社+α新書)で岡倉天心記念賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • makio37

    国民党と共産党の誕生から、現在の蔡英文vs習近平に至るまで。各年代の指導者の人となりがわかるエピソードが満載で、飽きずに読めて且つ流れが掴みやすい。蒋介石vs毛沢東はまるで「項羽と劉邦」…、蒋経国とケ小平は気心の知れた仲…、「台湾のゴルバチョフ」李登輝→堅物の陳水扁→「中国語を話す陽気なアメリカ人」馬英九→堅物の蔡英文が脱中国を目指す、という台湾総統の流れ等。香港の例を見た台湾人には今後「一国二制度」はNGだが、習近平にとって『祖国統一』は建前では済まされない目標。中台のこれからを見るのが楽しみだ。

  • 劇団SF喫茶 週末営業

    台湾の現代史がざっくりわかる。1949年中国大陸を追われた蒋介石は台湾に逃れ共産党への反撃を狙う。じきに朝鮮戦争が始まり台湾は日本と同様に反共の防波堤となりアメリカの支援を受けるように。1965年ベトナム戦争でアメリカへの軍需特需で高度経済成長。だが1971年のニクソン訪中、中華人民共和国の国連加入により台湾は孤立する。蒋介石死後は共産党への反撃をやめ、中国と共存する中国国民党と、独立を目指す民主進歩党に別れる。政治的には西側だが経済は中国に頼らざるをえず、いかに中国と距離を保つかという緊張が常にある。

  • bass

    【p.252以下から引用】 これまでのような単純な中台関係ではなく、「米中新冷戦」の中に組み込まれていくということです。台湾の新総統選挙がこれだけ香港情勢に左右されたことの意味は、「米英の民主」と「中国の経済」のどちらを選択するかということだったわけです。これはすなわち、「米中新冷戦」によってアジアの多くの国が抱える問題でもあります。なぜなら、軍事はアメリカに依存し、経済は中国に依存している国・地域が、日本や韓国も含めてアジアの多数を占めているからです。 【引用終わり】 至言である。

  • イフル

    台湾有事が騒がれる昨今に中台100年歴史を再認識のため読む…政治的な歴史は理解できた。偉大な指導者李登輝の存在が大きい、司馬遼太郎がその拡声に一枚噛んだとは… 中共が台湾を軍事的に併合、統一?中国の経済を飛躍させてのは鴻海やフォックスコムなど台湾企業だったのをお忘れか…軍事力増強できたのもそのお陰では…それをミサイル発射で威嚇…天に唾吐く行為とはまさにこのこと。

  • terry

    孫文、口先だけの残念な男。中国近代史のそんなトリビアな話が出てくる。現代中国を理解するのに役立つ一冊。

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