二人道成寺 本格ミステリ・マスターズ

近藤史恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163225807
ISBN 10 : 4163225803
フォーマット
出版社
発行年月
2004年03月
日本
追加情報
:
20cm,267p

内容詳細

不審な火事が原因で意識不明となった歌舞伎役者の妻・美咲。その背後には2人の俳優の確執と、秘められた愛憎劇があった…。大学で近世日本文学を専攻、前は大学で講師も務めた探偵の今泉が梨園で起きた事件を追う。

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    探偵今泉その5。このシリーズの中で一番良かった。続きはないようですがこれで完結?

  • Natsuki さん

    梨園が舞台のミステリー。歌舞伎の演目と役者の世界を垣間見ることができて興味深い☆過去と現在を交互に進行させながら真実にたどり着くまで。かなりたくさんのカードを読者に見せながらも、見えそうで見えない真相。その鍵を手にする瞬間がちょっと呆気ない気もしましたが(^^;読了後、全てを知った上で読み返したくなりました。歌舞伎「摂州合邦辻」の予習にもなりそうです♪近藤史恵さん、いろんなシリーズを持っていて幅広い作家さんですね( ☆∀☆)

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    しくしく。『ねむりねずみ』が先だったのね。しく三十六計読まずに如かず。誰が犯人か、と云う意味では軽めの印象。しかし『玉手御前は俊徳丸に、本当に恋していたと思う?』を謎とすれば〔野崎村〕お光の『嬉しかったはたった半刻』・玉手御前の『いつか鮑の片思い』全く異なる解になるような。目覚めぬ玉手御前・美咲の、己を〔蹴殺す〕ような情念。女性にかなわぬ、と語る芙蓉と菊花の歌舞伎女形ふたり。おそらく国蔵も同じ想い。それすらも芸の肥やしとするのか。馴れ合う事を嫌い、好敵手として切磋琢磨するふたりの役者。→続く

  • ゆみねこ さん

    面白かったです。近藤さんの歌舞伎ものは初読み。実に引き出しの多い作家さんなのだと思いました。この本は巻末にあとがきや、スペシャルインタビューも掲載されていて、近藤さんの人となりがよく分かってお得な気分。次は「胡蝶殺し」を読まなくては!

  • あつひめ さん

    梨園シリーズ、第5弾。古いようで何よりも新しい世界が歌舞伎であるような気がする。あの歌舞伎座と言う迷宮の中で繰り広げられる愛憎劇もどんなドラマにもかなわないような気がする。生まれながらにして掌に消えない印をもって生まれてくるような歌舞伎役者、その星の下に生まれることが叶わず下積みからコツコツと作り上げる役者。嫉妬を心のばねにしながらみんな切磋琢磨しているのかもしれない。今回はセリフや舞台の様子があちこちに出てくるので、目の前で演じられているような気さえした。これで幕引きではなく続編も期待したい。

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人物・団体紹介

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近藤史恵

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学卒。在学中に執筆した『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。以来、細やかな心理描写を軸にした質の高いミステリ作品を発表し続ける。2007年刊行の『サクリファイス』が絶賛を浴び、同作で08年大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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