書く子は育つ 作文で“考える力”を伸ばす!

近藤勝重

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620324203
ISBN 10 : 4620324205
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
190p;18

内容詳細

いま、教育現場で最も重要視されている「書く力」。作文を書くためには、自分と向き合い、考えを整理し、物事の筋道を理解する必要があります。そうして身についていく「考える力」が、これからの時代を生き抜く子どもたちに求められているのです。作文ができれば成績は上がる。人気コラムニストが伝授する、画期的な子育てメソッド。

目次 : 第1章 文章を書くというのはどういうことか(書けば考える力がつく/ 書けば生きる力が増す/ 書けば優しさが生まれる)/ 第2章 文章は上手、下手よりテーマのとらえ方(子ども性を大切に/ 心に正直な作文を/ ユーモアの力を生かそう)/ 第3章 文章は体験と気づく力の産物(まずは体験/ 例えば「新緑」という題なら/ 気づきを得る秘訣/ 句と詩に学ぶ)/ 第4章 五感と身体感覚をフルに生かそう(「五感対話」のすすめ/ 身体感覚とオノマトペ/ 肉声が消えていく社会で心がけたいこと)/ 第5章 伝わってこその文章(知っておきたい文章の約束事/ 書きたいことの組み立て方/ 手直しのポイント)

【著者紹介】
近藤勝重 : コラムニスト。毎日新聞客員編集委員。早稲田大学政治経済学部卒業後の1969年毎日新聞社に入社。早稲田大学大学院政治学研究科のジャーナリズムコースで「文章表現」を出講中、親交のあった俳優の高倉健氏も聴講。毎日新聞では論説委員、「サンデー毎日」編集長、専門編集委員などを歴任。夕刊に長年、コラム「しあわせのトンボ」を連載中。TBS、MBSラジオの情報番組にレギュラー出演し、毎日新聞(大阪)では「近藤流健康川柳」を主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 純子 さん

    読み友さんのおかげでこの本に出会えました!「思ったことを書けばいい」でなく「体験したことを」。具体的な事柄として目に浮かぶから書きやすいのだと。文章を引き立てるには「加える」より「削る」に力を入れて。子どもの文章は「私は」から始まるものが多いけれどそれがなくても(むしろない方が)いいのだということなど、これまで言ってきたこともいくつかあり、ちょっと自信もついた。優れた書き方の例が多く引用されているのがとてもいい。太宰治の恋文や早稲田の学生の文章がとくに好き。よさを見つける目の確かさ、温かさを感じます。

  • あかり さん

    夏休みの読書感想文に限らず、作文を書くうえで大事なことが書かれている。『書くことで、その経過を思い出し、自分自身をチェックすることができる』すなわち『その時の自分が見つめられる』とつらい経験を作文に書く理由をあげている。文章を伝わりやすくするためには間(余白)も必要であり、添削では追加よりも削る作業に力を入れたほうが文章が引き立つ、という言葉に納得。たしかに添削作業って回りくどい表現とか、不要な言葉を削っていることが多いなぁ…

  • Syo さん

    近藤勝重。 よくテレビに出てたよなぁ。 文章が上手に書けたら 楽しいだろうなぁ。 興味は、いろいろあるけれど。 やっぱり、センスかなぁ。

  • Humbaba さん

    ただ喋るだけではなくて文章として残すようにするらこそ落ち着いて考えることが可能になる。また、自分の気持ちをしっかりと伝えるために適切な言葉を見つけようとすることで、自分がどう感じていたのかを再確認できる。最初はなかなか言葉が見つからずむしゃくしゃするかもしれないが、それを乗り越えれば大きな価値がある。

  • じょうこ さん

    「寝る子は育つ。書く子はもっと育つ。」という魅力的な惹句。はたしてどうすれば、書くのが好きな子、書くのを厭わない子を育てられるか? 書くことが習慣化できる環境を作れるか?そういったことを真剣に考えてみようと本書を読んで思う。本書は作文の技術書ではない。親の意識向上に役立つ本。まずは上手・下手という基準を一切無くすことが第一歩。

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人物・団体紹介

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近藤勝重

毎日新聞客員編集委員。早稲田大学政治経済学部卒業後の1969年、毎日新聞社に入社。論説委員、『サンデー毎日』編集長、夕刊編集長、専門編集委員などを歴任。『毎日新聞』(大阪)の人気企画「近藤流健康川柳」や『サンデー毎日』の「ラブYOU川柳」の選者を務め、選評コラムを書いている。長年MBS、TBSラジオ

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