絶版文庫万華鏡

近藤健児

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787292636
ISBN 10 : 4787292633
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
312p;19

内容詳細

名作・傑作91点を絶版文庫の山から掘り出して、作品の醍醐味を解説する。古きから新しきまで、レーベルもメジャー/マイナーを問わず、文庫と名が付くものは徹底的に網羅した、古書愛好家や文学読み巧者は必読のガイド。文庫を縦軸にして戦前から現在までの出版史の一側面も照らし出す。

目次 : 第1章 戦前の絶版文庫―一九一〇‐四五年(ストリンドベルヒ『絆』島田青峰訳(「アカギ叢書」第三十六編)、赤城正蔵、一九一四年/ ザイツェフ『心の扉』昇曙夢訳(「海外文芸叢書」第二編)、海外文芸社、一九一三年/ エルマー・ライス『街の風景』杉木喬訳(改造文庫)、改造社、一九三九年 ほか)/ 第2章 戦後の絶版文庫―一九四五‐九〇年(ニコライ・ヴィルタ『孤独』上・下、鹿島保夫訳(青木文庫)、青木書店、一九五三年/ 大佛次郎『パリ燃ゆ』全六巻(大佛次郎ノンフィクション文庫)、朝日新聞社、一九八三年/ ドーデー『ナバブ―パリ風俗』上・下、河合享訳(岩波文庫)、岩波書店、一九五二年 ほか)/ 第3章 新しい絶版文庫―一九九〇‐二〇二〇年(ギッシング『ギッシング初期短篇集「親の因果が子に報う」他8篇』松岡光治編訳、アティーナ・プレス、二〇一六年/ 泉鏡花『化鳥 夫人利生記―いつか読んでみたい一冊1』『絵本の春 寸情風土記―いつか読んでみたい一冊2』『爪びき 道陸神の戯―いつか読んでみたい一冊3』(泉鏡花記念館文庫)、泉鏡花記念館、二〇〇九年、二〇一二年、二〇一七年/ ヤンボ『無限の探検家たち』久保耕司訳(イタリアSF文庫)、イタリアSF友の会、二〇一七年 ほか)

【著者紹介】
近藤健児 : 1962年、愛知県生まれ。中京大学経済学部教授、専攻は国際経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    戦前から最近に至るまでの絶版となってしまった文庫本の紹介。知らないレーベル、知らない作家、文学史的には有名でも今読まれなくなってしまっている作家とその作品など、びっくりするくらい発見がたくさんあった。図書館に行けば全集があるじゃないかと思われる方もいるかと思うが、(日本語の)全集にまとまっていない作家・作品も多いと思う。復刊の動きがあってもおかしくないものも散見されるので、これからの各出版社の動きを注視したい。

  • 駄目男 さん

    確かに私の趣味は古本、絶版本なのだが真のマニアから見たら私などは序の口38枚目ぐらいだろう。今でこそパソコンで検索できるが、その昔、パソコンなどない時代に絶版本など調べるにどうしていたのだろうか。そもそも絶版本などは、この本は既に絶版になっているという知識があって初めて分かるが、何も手掛かりがなければ過去にどんな本が絶版になっているか知る由もない。著者によると文庫本の起源は明治、大正まで遡ることが出来るらしく、その時代の絶版本をどうやって知ったのかは分からないが、その手の本を相当数持っているようだ。

  • 月華 さん

    図書館 本の感想が色々辛口で、救いのなさそうなものが多い印象でした。翻訳ものしかないかと思ったら、翻訳ものが多いだけようでした。

  • aoto さん

    不思議なもので、絶版だと言われたときに読みたくなる。本書では絶版になっている本の紹介がなされている。簡単な出典と、あらすじ、書誌学的な情報が載せられていて、本の写真もある。場合によっては古本屋での流通状況なども記されていて、古本屋巡りをするときに手元に置きたくなる一冊。ロマンしかない。

  • はぐみ さん

    本はそこそこ読む方だし、古本屋にも一時期よく通ってたから、知ってる本ばかりかなぁと思ったら大間違いでした。著者の感想が少々辛口になるのも面白かった。 この手の本を読むとあるあるですが、読みたい本が増えてしまう。大量の積読があるのに、どうする!私笑

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近藤健児

1962年、愛知県生まれ。中京大学経済学部教授。専攻は国際経済学

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