ヒエログリフを愉しむ 古代エジプト聖刻文字の世界 集英社新書

近藤二郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087202540
ISBN 10 : 4087202542
フォーマット
発行年月
2004年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,221p

内容詳細

古代エジプトの文字ヒエログリフは、その形がもつ美しさ、古代へのロマンゆえに、今なお多くの人々を魅了しつづけている。本書は、ヒエログリフ研究における最先端の議論などを豊富な図版とエピソードで紹介する。

【著者紹介】
近藤二郎 : 1951年東京生まれ。早稲田大学文学部教授。早稲田大学エジプト学研究所所長。同大学第一文学部西洋史学科卒業。同大学院文学研究科博士課程満期退学。専門は、考古学、エジプト学。81〜83年カイロ大学考古学部に留学。76年以来、早稲田大学古代エジプト調査隊に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いくら丼 さん

    章ごとに「面白い」エピソードや学説、要素を抜き出して羅列! 楽しく読みやすいを重視したコラム集みたいな感じ。ただ章ごとの直接の繋がりが薄いので、「この本はこういうことが書いてあったな」とは残りにくいかも(笑)感心したりクスッとしたり、身近に色々感じられたり。楽しく色々な話題を提供してくれました。個人的には、ヒエログリフの「双数形」が一番の発見でしたね! こう、めっちゃよく出てくる定型文で、「ネブ・タァウィ(二国の王)」ってあるでしょ、あれがわかったよね!(笑)なんで「ウィ」なのか疑問だったのよ……!(笑)

  • なつきネコ さん

    ヒエログリフへの好奇心から読んでみた。やはり、一朝一夕に学べるものではないか。ヒエログリフに交わるエジプトの逸話を集めた話。ロゼッタストーンを見つけ、ヤングとシャンポリオンが解読を始め、ここまで進んだのか。今まで初代ファラオは誰かと思っていたらナルメルだとか。ヒエログリフからセム語へアルファベットに変わる過程や。インチキヒエログリフ。庶民は文字を書けず記号で認識していた。ツタンカーメンの厨子に記号が残っていたり。庶民が作ったインチキヒエログリフがあるから、ニセモノかわがらない。面白くエジプト史もいいな。

  • ヴェルナーの日記 さん

    ヒエログリフを日本語に訳すと聖刻文字と言い、19世紀の初頭にヤングやシャンポリオンに活躍によって解読の扉が開かれ、エジプト考古学に貢献する。しかし、現在に至っても、総て解読ができたわけでなく、凡そ1000語以上あったといえる文字の7割程度しか解読できていない。ところで聖刻文字と日本語とは共通点が多く、先ず基本的に左から右へと書くのが通例(例外もあるが…)で、昔の日本語も同様であった。また、縦に書くこともできる(これも日本語と同じ)。外来語(表音文字)も書くことが可能で、日本語のカタカナに相当するのである。

  • ウハタ さん

    29の短い章に分けて古代エジプトについて書かれた新書。初心者でも読み易い構造だと思う。ヒエログリフ、古代エジプト語の話、古代エジプト学の歴史等、最後に日本に有るコレクションについて。遺跡にわざわざヒエログリフで王へのお祝いの言葉をらくがきしてあるの高度ならくがき過ぎる。後、古代エジプトの時代のらくがきもあるらしく、人間の性なんだろうかと思った(しちゃダメだよ!!)。最後に「皆もヒエログリフ勉強しよう!」と書いてあって笑った。好きなんだなぁ。参考文献の本とか図書館にないかなぁ。

  • AkiTakahashi32 さん

    最近、『エジプト熱』が再燃。 色々なオンライン講演を聴いたりしているのだけど、この本面白いですよ、とお勧めされたので、購入。 この手の本は、専門用語が一杯で、途中読むのを諦めたりしがちなのだけど、本書は初心者でも読みやすくて、一気に読めた。 今まで、展覧会に行っても、神秘的な文字(模様)やな、ぐらいにしか思ってなかったけど、次からは『解読するぞ!』ぐらいの気持ちで、じっくり見てみよう。 某アニメのセリフ『読める!読めるぞ!』って、なったら、最高。

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