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若き日と文学と 中公文庫

辻邦生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122067523
ISBN 10 : 4122067529
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Morio Kita ,  

Content Description

青春の日の出会いから敬愛する作家、自作まで。親友の二人が闊達に語り合う。ロングセラーを増補、全対談を網羅した完全版。〈巻末エッセイ〉辻佐保子

【著者紹介】
辻邦生 : 1925(大正14)年、東京生まれ。東京大学仏文科卒業。63年「廻廊にて」で第四回近代文学賞、68年『安土往還記』で芸術選奨新人賞、72年『背教者ユリアヌス』で第一四回毎日芸術賞、95年『西行花伝』で第三一回谷崎潤一郎賞受賞。99(平成11)年没

北杜夫 : 1927(昭和2)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。52年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。60年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。2011(平成23)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Gotoran

    辻邦生と北杜夫の若い頃の文学体験を語った対談集。お二方は、「端正」と「ユーモア」で形容されるように、個性の全く異なる作家でありながら、旧制松本高校で邂逅して以来、生涯固い友情で結ばれていると云う。青春の日々、敬愛する作家、自作までが闊達に語り尽くされている。1970年代に行われた対談に加え、単行本未収録を含む1955年から1986年にかけての5編が増補されている。好みのお二方(辻邦生と北杜夫)が語るトーマス・マンが実に興味深かった。

  • Book Lover Mr.Garakuta

    【図書館】【速読】:両氏の対談本。情が熱く語れている。お二方とも人気作家であることの片鱗が垣間見れる本だった。

  • 風に吹かれて

    両名の全対談を収録。世界の中で生きていくとき、『理』でもって受け止める辻邦生、『純』で受け入れる北杜夫、本書を読んでそんなふうに思った。もちろん両名とも深く熱い『情』を携えている。➡

  • 紙狸

    2019年刊行の「完全版」。幹にあたるのは1970年の単行本。北杜夫の読者なので、辻邦生が旧制高校からの友人で、『ドクトルまんぼう航海記』にも登場するのは知っていた。対談は、北が脱線しがちで、辻がフォローして進行していく。源頼朝と義経を語ったかしょが興味深かった。日本人は、義経に同情する「判官贔屓」の心情に支配されてきたけれど、「逆の強靭さ」が育ってもいいーと二人は一致する。辻は日本人には〈生に対する一種のふてぶてしさ〉が必要だとも言っている。辻邦生の作品も読んでみようか、と思った。

  • ロバーツ

    山梨県立文学館の辻邦生展の予習と復習。

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