家族シアター 講談社文庫

辻村深月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062938488
ISBN 10 : 4062938480
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
375p;15

内容詳細

息子が小学六年の一年間「親父会」なる父親だけの集まりに参加することになった私。「夢は学校の先生」という息子が憧れる熱血漢の担任教師は積極的に行事を企画、親子共々忘れられない一年となる。しかしその八年後、担任のある秘密が明かされる(「タイムカプセルの八年」)。家族を描く心温まる全7編。

【著者紹介】
辻村深月 : 1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒。『冷たい校舎の時は止まる』(講談社文庫)で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。『ツナグ』(新潮文庫)で第32回吉川英治文学新人賞、『鍵のない夢を見る』(文春文庫)で第147回直木賞を受賞、『かがみの孤独』(ポプラ社)で第15回本屋大賞第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 馨 さん

    家族がテーマの短編集。これはかなり名作揃いなのでは?と読了後思えるほどどの話も素晴らしかったです。姉と妹、孫とじいさん、子供と親と、祖父母とひいばあさん、兄弟等色んな家族とのシチュエーションの話ですが、どの世代の人間の心情も物凄くよくわかっているのが凄いと思いました。喧嘩しても、気まずくなっても家族は知らぬ間にまた会話をする、うっとおしいこともあるけれど家族はいつ何時でも家族であることを実感しました。『タイムカプセルの八年』が好きです。

  • カメ吉 さん

    短編集ですが、どの作品も良かったです。懐かしさ満載で忘れてた記憶が戻ってくるような感覚な話が多かった。『家族』の親子であったり、姉妹であったり孫であったり…。 どの作品も親の目で見る感じで感情移入してしまう。 さすがは辻村深月作品でした。

  • タイ子 さん

    100の家族があれば100通りの家族があって、誰も家族と幸せになろうと日々生きている。だけど、家族は近すぎてね。自我を通せるのも、許してもらえると思ってしまうのも、自分一人で大きくなったと錯覚させてもらえるのも家族あってこそ。年を経て、子供が親になり、親が孫を抱き、立場が違って初めて昔の自分が見えてくることもある。でも、親子、兄弟、姉妹の関係は不変。なんか、こんな思いすることあるよね、こんな家族いるよね、我が家はどう?ってイラっとしたり、ジーンときたり、改めて家族に思いを馳せる7つの家族の物語。

  • Δ さん

    まさに家族なシアターであった。家族あるあるって感じ。それぞれの家族にそれぞれの家人の関わり方ってあるよね。しかも微妙な感じの。さすが辻村氏、絶妙にその微妙を描いている。確かの家族って切っても切れない関係っていうのが通常で、切れないからこそ衝突していけることもあるし、逆に切れらないからこそ内緒にしなくちゃいけないこと、相談できないことだってある。全てがあからさま、大っぴらだから幸せかっていうと、それは違うと私は思う。他人だから相談できること打ち明けられることだってある。でも最終的に帰る場所はそこなんだよね。

  • Ryota さん

    ああ、読んで良かったと思わされた一冊。「「妹」という祝福」、「サイリウム」、「私のディアマンテ」、「タイムカプセルの八年」、「1992年の秋空」、「孫と誕生会」、「タマシイム・マシンの永遠」の7編からからなる短編集。家族って難しい。でも家族ってあったかい。どの話にも、家族だからこそ上手く思いが伝えられないもどかしさや、家族だからこその思いやりが丁寧に描かれていて、じんわりとほっこりした。一番のお気に入りは「孫と誕生会」。不器用ながらも孫を思うおじいちゃんが格好良かった。

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人物・団体紹介

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辻村深月

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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