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ISBN 10 : 4846023311
Content Description
本書を推す!辻原登[作家]
大逆事件の「前夜」と「事件以後」が、豊富な資料と証言、犀利な分析によって正確・精細に描かれる。当時の新宮を中心とする時空間が生々と甦って来る。
すると、「事件」そのものではなく、「事件」の真実が姿を現わしはじめるのだ。事実ではなく、真実が。
【著者紹介】
辻本雄一 : 1945年和歌山県新宮市の生まれ。早稲田大学国文科卒。和歌山県南部の県立高校で国語科教師、特に母校の新宮高校では27年間勤務、『新高八十年史』(県立新宮高校同窓会刊)の編纂に関与。新宮市の県立みくまの養護学校校長を最後に定年退職。1989年、新宮市の佐藤春夫記念館開館に伴い、展示計画から係わり、同記念会の理事を歴任、退職後の2007年9月から館長。『新宮市史資料編』・『本宮町史』・『鵜殿村史』などの編集委員。作家中上健次が主宰して、1990年新宮に開講した熊野大学に、準備段階から運営委員として参画。2001年に設立された新宮市の「「大逆事件」の犠牲者を顕彰する会」顧問。日本文学協会、日本社会文学会、初期社会主義研究会、大逆事件の真実をあきらかにする会などの会員、各機関雑誌に論文を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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