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別れの霊祠 溝猫長屋 祠之怪

輪渡颯介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065131374
ISBN 10 : 4065131375
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan

Content Description

修業のため溝猫長屋を出た子供たちだが、忠次は「屋根に女性がいる夢」を見て、新七は「白粉の匂い」を嗅ぎ、留吉は「不思議な声」を聞くように。一方、自称・箱入り娘のお紺に二人の若者との縁談が。一人は愛想良しだが、強面のもう一人は曰くありげで…。忠次らに起こる奇怪な出来事との関係は?そして縁談の行方は?

【著者紹介】
輪渡颯介 : 1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。『掘割で笑う女浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 万葉語り

    読み終わって表紙の絵を見ると笑えてくる。溝猫長屋から4人の子供たちが巣立って、お紺ちゃんも結婚して、古宮先生は別の場所で剣術道場を開きと別れ満載の話だと思ったら、最後はやっぱりこうなって大家さんもため息つかなきゃやってられないというところでしょう。2018-221

  • ネムコ

    題に騙された! これ、終らないじゃん。まあ、もちろんここでぶった切るという終わらせ方もありますが。杢太郎さんのキャラが良くて、続きが読みたい。皆塵堂の太一郎さんみたいに便利に使われそうだけど(笑)

  • キラ@道北民

    シリーズ第5弾。お紺ちゃんの縁談で巻き起こる騒動。帯には完結とあるけど、前作でお多恵ちゃんが成仏して完結したかに思えた後の続きとあって、まだまだ続くでしょ?杢太郎の縁談が決まれば、長屋に戻ってきた子供たちの力も戻り新たな展開が見られそう!と期待してしまう。

  • みい坊

    子供たちが修行に旅立ち古宮先生も姿を消し、猫たちも大家さんの里親探しで長屋を出ていく。犬の野良太郎は、物語の初めから行方不明。賑やかな溝猫長屋が急に寂しくなって落ち着かない。このまま普通の長屋になってしまうのか溝猫長屋!そんなわけ無いですよね。子供たちはバラバラでも頑張った。お多恵ちゃんの力を無くしていない銀ちゃん。銀ちゃんじゃないと出来ない大胆な行動に拍手。お多恵ちゃんも、わかっていたから力を託したのかな。そして最後。改めて表紙を見れば、笑えてくる。溝猫長屋よ永遠に!またいつか再会出来たら嬉しいな。

  • 那由多

    銀太以外はお多恵ちゃんの置き土産の力が弱まり他家で奉公するのだが、お紺ちゃんの縁談が何やらきな臭い気配。霊異に慣れきった銀太がクールに、幽霊と会釈してて笑える。子供たちも猫も減り、野良太郎もいなくなった長屋で、優しいクソじじいの大家さんが弥之助に愚痴りながら子供たちを心配して奉公先を廻ってるのが温かい。誰も彼も居なくなって寂しくなった風だったが、バラバラになっても十分いつもの溝猫長屋でした。完結しても賑やかで楽しい日々が続いていくようですね。

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