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砂漠の王子とタンムズの樹(仮)

足立明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569782911
ISBN 10 : 4569782914
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
May/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
足立明 ,  

Content Description

この樹がなくては国がほろび、この樹があるから民が死ぬ。「一体、タンムズの樹って、何なのだ!」「それは、まだお教え出来ません(中略)…もう少し、あと五年、そう、坊っちゃまが十五歳におなりになりましたら、必ずお教えいたします」。悪魔の掟がルビー色の眼の王子を追い詰める。深く切ない親子の情・友情・人間愛が心を揺さぶる感動作。

【著者紹介】
足立明 : 本名・足立昭。1936年生まれ。島根県仁多郡奥出雲町八川で育つ。放送作家・脚本家として活躍。62年、国連劇脚本に入賞、「サンデー毎日」応募脚本をきっかけに、東宝演劇文芸部に在籍。放送作家として活動中に児童を対象とした作品が認められ、児童文学の世界ヘ。67年、「劇団ピッカリ座」を創立、ぬいぐるみ人形劇による児童福祉と児童劇の創作に携わる。また、人気テレビアニメの原作・脚本を数多く手がける。2012年1月永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mocha

    〈黒の心〉が支配する砂漠の国。民を救い平和をもたらすため、母から〈白の心〉を受け継いだ王子が立ち上がる。てっきりRPG世代の若者が書いた作品かと思っていたら、あとがきを読んで驚いた。作者は『妖怪人間ベム』などの原作・脚本を手がけた方。40年ほど前に書かれた遺稿を娘さんが書籍化したものらしい。そう聞くと様々な意味合いを持って感じられる。いろいろ突っ込みたいところはあったけど、わかりやすくまとまったファンタジーだと思う。

  • 杏子

    西日本読書感想画コンクール指定図書中学生向け。妖怪人間ベム、黄金バットなどの脚本家の方の遺作。どうりで知らないはず。タンムズの樹とかあれがまた、けっこう残酷で悪夢を見そうだ(実際見た)。話としてはまあ… 愛する母を殺されて復讐心に燃える王子様が自分を慕う民を連れて、新天地を目指す話。…時々、ちょっと突っ込みたくてしょうがなかったけど。中学生には、オススメしてもいい。こういう話が嫌いじゃなければ。

  • 桜雫―私は翡翠が好き。ということで写真変えました。―

    今年の中学部門読書感想画。面白いのだがどう描き著そうか苦戦中。

  • キャラメルパフェ

    妖怪人間べムなどの原作&脚本家の遺作だったとあとがきを読んでビックリ。タンムズの樹を回っての対立、争いに終止符を打つ為に両親や彼を愛して、支えてくれる沢山の人々のお陰で国を変えることに成功するまでを描いた内容。それでもその過程で王子の大切な愛するひとたちが次々死んでいくのには胸が痛くなった。

  • ようこ

    妖怪人間ベム、鉄人28号などの原作、脚本を手がけた作者の遺作。砂漠に囲まれた過酷な国に生まれた王子が清らかな白い心を守るため命を心をかけて母の生まれた国を訪ね、自分の国を救う話。アニメのようなストーリーと表紙の絵はボカロの小説に馴染んだ子どもたちにそれなりの勧め方をすればよく読まれる作品だと思う。

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