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買い物の科学(仮)現代の教養としての消費者心理学

越智啓太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788914933
ISBN 10 : 478891493X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“あなたは今日も、”「買い物」で選択している。競合に勝つ商品パッケージの秘密。値下げしたのに前より売れない理由。推しブランドに選ばれるための戦略。No.1広告・タレント広告の裏事情。みんな消費者心理学で解明できます。買う人、売る人ともに幸せになるために役立つ情報が満載!

目次 : 第1章 どうすればおいしそうに見えるのか―商品認知の心理学(我々はどのような心の働きで買うものを決めるのか/ 商品パッケージが品質を決める/ 商品名が品質を決める/ 商品ラインナップの数が購入を左右する)/ 第2章 安売りするとどんどん売れなくなっていく―価格の心理学(バーゲンとお試し価格の効果/ 値下げが引き起こすさまざまな問題/ 内的参照価格を低下させずに安売りをする方法)/ 第3章 スタバはMac使いの新しもの好き24歳―ブランドの心理学(ブランドを愛してくれるファンに売れ!/ ブランドの定義と機能を知って活用する/ ブランドをそのパーソナリティによって分析する/ ファンの期待を維持するリテンションマーケティング)/ 第4章 比較広告は本当に有効なのか―広告の心理学(比較広告の発展の歴史とバリエーション/ タレント広告(セレブリティ広告)は諸刃の剣か/ プロダクトプレイスメントでさりげなく宣伝する/ セクシー広告の時代は終わったのか/ パーソナライズ広告の発展可能性)/ 第5章 最高のものを求める人は幸せか―消費行動の個人差の心理学(消費とライフスタイルの個人差を考える/ 顕示的消費を生み出すさまざまな心理/ ミニマリストになれば人生ときめくか/ わかっていてもやめられない衝動買いの心理/ 後悔しやすいマキシマイザーが幸福になる方法)

【著者紹介】
越智啓太 : 法政大学文学部心理学科教授。横浜市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻修了。警視庁科学捜査研究所研究員などを経て現職。臨床心理士。専門は社会心理学、犯罪心理学。現在は主にデートバイオレンスと恋愛行動との関連を研究している。消費者行動に関しては、消費行動の個人差に興味がある。テレビ・映画等メディアでも、犯罪心理学や社会心理学の観点から多くの人気ドラマ監修、コメント出演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たかこ

    面白かった!商品を売るための戦略がいろいろあるのだろうな…とは思っていたけれど、心理学や経済学の視点からみるとこんな仕組みがあったのか!と思わされた。心理学的に、人がそう思ってしまう、という現象に名前がついているのも面白い。思った以上に学術本で、エビデンスの基づいた説明は信頼できる。自分の意志で商品を選んでいるつもりでいて、実はその行動には買わせる仕組みが動いていた。単なる値下げはダメ。

  • とよぽん

    心理学に基づいた、とても科学的な内容だった。人は消費という行動をどのような心理で行うのか?そして、広告は消費者の心理をいかに消費に向かわせるか、必死に分析し、比較し、探る。パッケージ(包材)やネーミングが大変重要だということがよくわかる。広告に乗せられないように気を付けようと思った。

  • 緋莢

    図書館本。<本書は、買い物をめぐる人間行動について、最先端の情報も紹介しながらアカデミックな観点から、 できるだけわかりやすく解説したものである>(はじめにより)最初の「粗悪品やまずいものが見当たらない社会」から 分かる分かるとなりました。例として出されている冷凍チャーハン、<有名店のシェフが中華鍋で作ったできたてのチャーハンと冷凍食品のチャーハンを区別できるかどうかもわかりません>には同意です(山岡士郎、海原雄山レベルの 味覚の持ち主など、判別できる人も当然いると思います)(続く

  • スプリント

    なるほどと思わせる説明が多く勉強になった。 ブランディングを守るために安売りはしない。 逆を言えば安売りをし始めたブランドはもう先がないということか。

  • ゼロ投資大学

    本書は非常に学びが多く有益であった。特に第二章の「安売りするとどんどん売れなくなっていく」は安売りすることのデメリットを詳細に解説している。消費者の内的参照価格は買い物をする時の大きな基準であり、内的参照価格を棄損するようなことをすると高価格で販売できなくなってしまう。クーポンを出したり、ポイントを付けたりして、消費者の商品に対する内的参照価格を維持するように販売戦略を立てたい。

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