赤羽榮一

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未踏世界の探検者 間宮林蔵 新・人と歴史

赤羽榮一

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Product Details

Genre
：
Philosophy,History &Religions
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784389441289
ISBN 10 : 4389441280
Format
：
Books
Publisher
：
清水書院
Release Date
：
August/2018
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
赤羽榮一 ,  

Content Description

江戸時代、日本の測量といえば、直ちに伊能忠敬が連想され、蝦夷地をはじめ日本全土を忠敬一人が測量したように伝えられるが、その実、忠敬の測量した蝦夷地は太平洋に面した東南岸に限られ、できあがった地図は半分欠けた蝦夷地である。その余は、間宮林蔵の実測により、完全な蝦夷地全図に仕上げられたのである。本書は、従来の間宮林蔵伝に関する誤りを正し、林蔵の事蹟を明白にするために書き下ろされた画期的な書である。林蔵を北方地理学の創設者と位置づけ、著者四〇余年の研究成果を世に問うた力作である。

目次 : １　林蔵の生い立ち（林蔵の生家/ 林蔵、蝦夷地（北海道）に渡る/ 幕府の蝦夷地経営）/ ２　壮年時代（日露の折衝/ フォストフの襲撃/ 林蔵のカラフト探検　ほか）/ ３　晩年時代（林蔵、海岸異国船掛となる/ シーボルト事件/ 水戸藩と林蔵　ほか）

【著者紹介】
赤羽榮一 : １９１０（明治４３）年、茨城県筑波郡谷井田村（現在のつくばみらい市）上平柳に生まれる。１９７３年、東京都立本所工業高校退職。１９７６年逝去。間宮林蔵と同じ村の出身で、その林蔵研究は４０余年に及んだ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ジュンジュン

    読了日：2023/01/06

    伊能忠敬がやり残した蝦夷地(北海道)を実測、地図を作製。また、樺太を探検、間宮海峡にその名を残す。その後も幕府の隠密として活躍する。間宮林蔵研究40有余年、著者畢生の一冊。

  • ayano

    読了日：2021/01/24

    小説を読むと、史実についてまとめてあるものも見たくなるわけだけど、やっぱり難しい。ただ、昔の、本人だけでなく関係したいろいろな人が書いたものを丁寧に調べ、集め、つないでいく作業というのはきっと、おもしろいんだと思う。著者は在野の研究者で、かつ、この本が書かれたのもかなり前のよう。茨城にいるのだから間宮林蔵関連の資料があるところにも行ってみたくなった。

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