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知らざあ言って聞かせやしょう 心に響く歌舞伎の名せりふ

赤坂治績著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106100246
ISBN 10 : 410610024X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2003
Japan

Content Description

近松門左衛門から鶴屋南北、河竹黙阿弥まで、忘れられかけた日本人の心が詰まった41の名せりふを紹介。巻末に「歌舞伎の台本とせりふ」の概説を付け、せりふから入る歌舞伎の入門書としても役立つ1冊。

【著者紹介】
赤坂治績著 : 1944(昭和19)年山梨県生まれ。演劇評論家。劇団前進座、「演劇界」編集部を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    落語好きな家だったので、歌舞伎は落語を通してちょっとしたセリフを覚えている…といったかんじの私。歌舞伎はあまり興味がなく、能が好きなんですが、夫が借りてきたこの本をめくりながら意外なぐらい聞いたことがある言葉が多いことに気づきました。…夫はめくってもいないんだけど、なんで借りてきたんだろう?

  • たーぼー

    歌舞伎に疎い私には基礎知識の解説が実にわかり易く有難かった。そんなライト層の人達にも気軽に手に取れるカジュアルな一冊。収録されている演目も台詞もどこかで耳にしたものが多いはず。歌舞伎の歴史は大衆とともにあり、彼らなしには成立しなかったわけだから馴染みもあるのだろう。それにしても今でも使われる言葉の中には歌舞伎由来のものが結構あるんですね。『こいつは春から縁起がいいわえ(三人吉三廓初買)』とか。『絶景かな、絶景かな(金門五三桐)』って言う人もたまにいますねえ。あらためて日本語の奥深さ美しさを感じました。

  • あんさん

    図書館本。七五調と、少しそれを崩した台詞、それに韻を踏んだ掛け言葉は何とも気持ちがいい。あとがきに、現代でいうと歌舞伎はレビュー、人形浄瑠璃は音楽劇要素が強い人形劇とある。リズムが心地良い台詞回しがこれら古典芸能の魅力だろう。

  • おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず

    四分の一の台詞はそらんじてた。解説の半分は要らない。短い台詞がないのが淋しい「してしてどうじゃ」とか「刀も刀」とか「馬鹿めっ」とか「恋する法界坊」とか。

  • はぴた(半分お休み中)

    歌舞伎の有名演目の台詞とその解説。改めて字で読むと、どの台詞も素晴らしい。葛西聖司さんの軽いタッチの本「言葉の切っ先」と前後して読んだので、こちらの解説の詳しさが面白かった。ちょっと昔はこういう台詞って誰もが知っていて、ちょいちょい日常的に出てきていたんでしょうね。「死んだはずだよお富さん〜♪」って口ずさめる自分がいます。

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