Product Details
ISBN 10 : 4000229753
Content Description
民俗学・歴史学という各々の専門分野からの越境を厭わず、知力をふり絞り、引き裂かれながら現実に向き合う二人。同時代をともに生きてあることの歓びを感じながら、言葉を揉み、解し、思索を交わした、2019年から2020年にかけての18通の手紙を、銀板写真とともに書籍化。
目次 : それでもなお言葉の力を/ 深い海の底から/ 標準語との距離感について/ 俺の人生を聞きにきたのか/ 土壌と人間/ 汚れた土のゆくえ/ 引き裂かれつづける/ 異形の場所からモノへ/ 泥の歴史学/ 傷を記憶すること/ あとには戻れないならば/ 見えない政治に抗うために/ こぼれるということ/ 原発とキツネが対峙するとき/ もののけのたぐい/ それはだれのものか、と問う声がする/ 次の世代、子孫のために/ 撤退の時代だから、そこに駒を置く
【著者紹介】
赤坂憲雄 : 1953年、東京都生まれ。専門は民俗学・日本文化論。学習院大学教授。『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)でドゥマゴ文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞
藤原辰史 : 1976年、北海道生まれ、島根県出身。専門は農業史。京都大学人文科学研究所准教授。『ナチスのキッチン』(水声社、のちに決定版=共和国)で河合隼雄学芸賞を、『分解の哲学』(青土社)でサントリー学芸賞を受賞
新井卓 : 1978年、神奈川県生まれ。アーティスト・映画作家。ダゲレオタイプ(銀板写真)の技法で写真を撮る。2016年に第41回木村伊兵衛写真賞を、2018年に映像詩『オシラ鏡』で第72回サレルノ国際映画祭短編映画部門最高賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
アキ
読了日:2021/08/04
ネギっ子gen
読了日:2023/07/31
けんとまん1007
読了日:2021/06/04
ゆう
読了日:2021/08/12
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
読了日:2021/05/13
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

