Product Details
ISBN 10 : 4062922681
Content Description
ブナの森に抱かれ狩猟、採集、焼畑などの畑作を複合的に営む山の暮らしを、数年に及ぶ聞き書きに拠って掬い上げ、縄文以来、東北の地に堆積してきた稲作以前の種族=文化の重層的なありようを「腑分け」する。柳田国男の一国民俗学の可能性と限界を問い、その枠組みの北辺とされた東北を、南/北の方位に向けての多数性を孕む最前線と位置付ける。
目次 : 第1部 森と野はらと畑の世界(稲作以前とは何か/ 食の文化の深みへ/ 山野の民俗誌を織る/ 狩猟の原風景を求めて)/ 第2部 それぞれの帰郷の時代(野辺歩きの旅から/ ほんたうの賢治を求めて/ 可能性としての民俗学へ/ 棄郷と帰郷のはざまに)/ 東北ルネッサンスのために
【著者紹介】
赤坂憲雄 : 1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。学習院大学教授。福島県立博物館長。民俗学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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うえ
読了日:2017/11/18
おせきはん
読了日:2017/05/06
Jムーン
読了日:2019/01/19
amishima
読了日:2017/05/13
Nunokawa Takaki
読了日:2015/03/15
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