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よりみちパン! 増補 不登校、選んだわけじゃないんだぜ!

貴戸理恵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781690254
ISBN 10 : 4781690254
Format
Books
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 理由なんて、どうでもいい!/ 2 矛盾してても、ぜんぜんいい!/ 3 選んだなんて、言わなくていい!/ 4 ハッピーエンドは、もういい!/ 5 わからなくて、いい!/ 増補 性懲りもなく、迷いながら。

【著者紹介】
貴戸理恵 : 1978年福岡県生まれ。小学校時代はほとんど学校に行かずに家で過ごすが、中学校から学校に行くようになる。東京大学大学院修了。現在、関西学院大学社会学部助教

常野雄次郎 : 1977年兵庫県生まれ。10歳のときに登校拒否児になる。1年程の閉じこもりを経て学校外の居場所である東京シューレに。以来、学校に戻ったりまたやめたりしながらイギリスのランカスター大学を卒業。英語資格試験対策業界で講師や教材開発の仕事に従事。現在は東京外大大学院に在籍しながら反日左翼運動に関与している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゅんぺい(笑)

    タイトルから想像していた本とは違った。いい意味で。 このシリーズは、すごくリアリティのある本が多いからたぶん惹かれるんやろうな。 結局、不登校の子ども本人の気持ちはそれぞれ違っており、そんな百人百様であるものをなにか一つの理由に求めようとすることが間違っている。 厳しいことを言うでもなく、だからといって甘えられる立ち居地に居続けるのでもなく。 著者お二人の、慎重なスタンスがとても伝わってきた。 最初のほうが何が言いたいのか伝わってきづらかったけど、だんだん読み進めてみて、わかってくると感動した。

  • DK

    「どうして学校行きたくないの?」それはきっと誰でもみんなが知っている。秀逸です!「不登校になるのは、いまでも昔もわからない」という当事者の声が印象的でした。むしろなんでみんな平然と学校いくの?明治の頃にできた学校制度は不自然だよ。その通りです。兄弟が「不登校の弟」などレッテルを貼られることもあるんだなぁ。新たな視点に気付かされる。いま不登校の娘いるので大変参考になりました!

  • sansirou

    学校に何で行かないの?という問いこそが、不登校の人にとってもっともつらい問いである、ということが、不登校ではない人にとって理解できない。一つの選択肢としての不登校も、救われる人と救われない人がいる。「理解」なんてできないものとして、それでも受け入れる。マジョリティーの感受性ではわからないことが当然に存在するんだ、ということに、マジョリティーが受け入れなくてはならない。そういう主張かな。

  • Yoshi(myu改)

    不登校の子どもには子どもの理由があることがよくわかった。そして不登校を肯定することが難しいことも。 結局は何も解決しないんだなぁ

  • K

    内容とはあまり関係がないんだけど、どこかのページで「親」が「子」に語りかけるシーン、自然に「母親言葉」で「男の子」になっててなんだかなー。(ケチつけてるわけじゃなくて、多分、自分でもときどきする自分の内面の表現とかで一人称を'男性'のものにするとか、そういう現象についてちょっと考えた。)さりげない語り口にすら滲み出てくる何か、それをどう捉えて付き合うか。...とか。いやほんとに内容関係ないな。でも「理解しないで、と主張する」ことの如何に難しいことか。ちょっととらえどころがないけど、それもまた、って感じ。

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