ミステリークロック 角川文庫

貴志祐介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041098769
ISBN 10 : 4041098769
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

人里離れた山荘での晩餐会。招待客たちが超高級時計を巡る奇妙なゲームに興じる最中、山荘の主、森怜子が書斎で変死を遂げた。それをきっかけに開幕したのは命を賭けた推理ゲーム!巻き込まれた防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、時間の壁に守られた完全密室の謎に挑むが…(「ミステリークロック」)。表題作ほか計2編収録。『コロッサスの鉤爪』と2冊で贈る、防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。

【著者紹介】
貴志祐介 : 1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、同書は130万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナルピーチ さん

    防犯探偵シリーズ4作目【前編】表題作の『ミステリークロック』はその題名の通り、時間をキーワードに描いた密室事件。機械トリックと心理トリックの会わせ技にはお手上げで、さっぱり分からなかったが、貴志先生の凝ったアイデアが存分に詰まった物語の印象。逆に『ゆるやかな自殺』は短編らしくコンパクトに要点が纏めてあったのと先にドラマ化されていた物語だったので脳内イメージしやすく読む事ができた。続けて【後編】も楽しむとしよう!

  • sin さん

    大野くんの飄々とした語り口が忘れられず、ここでもまた脳内映像はドラマを再現して止まない。『ゆるやかな自殺』人物描写を加味するならやはりフルメンバーで挑んだドラマの方が上出来。『ミステリークロック』マニアックなトリックを成立させる為だろうか?作中にミステリー作家を登場させることで下地?を造っているようだが、このトリックはかなりややこしくて、熱の入った解説に…「ああそうなんだろうな」と、残念ながら理解がいささか投げやりになってしまった。#ニコカド2020

  • 納間田 圭 さん

    “命がけの推理劇場”という文句が気になり読了しました。「きれいはきたない…きたないはきれい」という理解不能な台詞。難解でした。本格派密室シリーズの一冊。 たくさんの時計で作られ守られたアリバイ。一度読んだだけては理解は絶対無理。限りなく完全犯罪に近い巧妙なトリック。頭が痛くなるほど非常に面倒臭い種明かし。

  • 森オサム さん

    防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。「ゆるやかな自殺」は小ネタながらも読み易く面白かった。「ミステリークロック」はねぇ…。複雑にも程が有り、謎解きを読んでも理解不能でカタルシスを感じなかった。まぁ、これを考えたのは凄いと思うし、アイデアを滅茶苦茶に詰め込んだ力作でしたね。残念ながら面白いとは言えず、読み疲れた、と言う感じ。

  • 坂城 弥生 さん

    純子の自意識過剰な馬鹿さ意外はすごく面白かった。時計のトリックは理解するのが大変だけど、図や表が入っていたのでわかりやすかった。

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貴志祐介

1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して刊行される。97年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』

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