Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ヒデキ

  読了日：2022/11/12

  日本の「神道」を歴史や日本人の気質を通じて考察してありました。 氏神さんからはじまった日本の宗教が、多神教になっていく考察は、「サピエンス全史」のようでした。 形のみが、残ってしまい、色々な宗教と結びついたりお互いいに影響しあったり、便乗したりと 日本人の生き方の基本は、ここにあったのかと妙に腑に落ちてしまう一冊でした。

• yozora

  読了日：2011/04/22

  世界的なものも含めた神話的雑学や、神道の特質、神道の土壌で育ってきた影響が現代にどのように表れているかが書かれている。特に強調されているのは、表題にもある通り神道とはいいかげんなもので、神様を絶対的と思えない優柔不断な多神教であり、そのために神様を取りかえたり足したりすることも多く、また他の宗教をも受け入れやすい性質である。一方で殆どタブーがない点など一神教との比較もされている。専門家ではない分、文脈がずれたり話題が飛んだりするところもあったが、的を射ている発言が多く軽く流し読みする分には良いだろう。

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