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ISBN 10 : 4863591136
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イギリスの“赤いバラ”(労働党のシンボル)の決断は、つねに世界を動かす―。戦後、全世界に先駆けて「福祉国家」を掲げ、アトリー、ウィルソン、ブレアをはじめ、五人の首相を生み、二一世紀に入ってさらに大転換を遂げる労働党。その七〇年にわたる「成功」と「失敗」を描き、労働党の興亡の視点から民主政治の本質を模索し、日本の将来をも示唆する。イギリスとわが国の政治状況に精通した第一人者ならではの労作。
目次 : 第1部 前進と挫折 1945〜1976(アトリー政権の前進と五〇年代前半の内紛/ やまぬ対立、負け続ける選挙/ ウィルソンの光と陰)/ 第2部 脱落と混迷 1976〜1994(たちはだかるサッチャーの壁/ キノックの挑戦と失速)/ 第3部 復活と改革 1994〜2010(ブレアがめざしたこと/ ブレアからブラウンへ)/ 第4部 選択と希望 2010〜(揺らぐアイデンティティ/ 政権選択は確定、しかし先は見えず/ 労働党はどこに向かうのか)
【著者紹介】
谷藤悦史 : 1950年北海道生まれ。早稲田大学政治経済学術院教授。早稲田大学大学院政治経済学研究科博士後期課程修了、早稲田大学政治経済学部助教授、イギリス・エセックス大学政治学部客員教授、アイルランド・ダブリン大学ヨーロッパ経済公共問題研究所客員研究員などを経て、現職。専攻は、政治学・政治コミュニケーション・イギリス現代政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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