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牧夫の誕生 羊・山羊の家畜化の開始とその展開

谷泰

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000247740
ISBN 10 : 4000247743
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan

Content Description

西アジアで家畜化は、いかに始まり展開したのか。30年にもわたるフィールドワークで得た知見に基づき、鮮やかに解明。搾乳の開始、専業牧夫の誕生など、主要なトピックを軸に綴る。著者による家畜化論の集大成。

【著者紹介】
谷泰 : 1934年福岡県生まれ。西洋史、文化人類学。京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科西洋史学専攻博士課程中退。京都大学人文科学研究所社会人類学部門教授・国立民族学博物館教授(併任)、京都大学人文科学研究所所長を経て、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 前田浩史

    家畜化のプロセス、搾乳の開始なども重要な議論だが、「牧民」が家畜化のプロセスで獲得した思考や行動の様式が、 その後、キリスト教⇒社会管理などの文化にまで援用され発展するといった考え方は、本当にスリリングで、いまさらのことだが、文化研究のダイナミズムを感じた。

  • MIRACLE

    西アジアでのヒツジ・ヤギの放牧的牧畜の成立について、家畜の過程(V)と、家畜管理の技術の展開(間引き・新生子の介助・搾乳[W]、去勢雄誘導羊[X])について、動物考古学と野外観察の資料から、再構成を試みた本。本書中の去勢雄誘導羊と宦官との関連については、機能的類似よりも、切除という身体的類似から論じた方がよい。筆者の言及はないが、西アジアの牧畜は重要なテーマだ。なぜなら、西アジアでは牧畜をとおして、人間が動物を絶対支配するという価値観とともに、人間家畜(=奴隷)という存在が生まれているからである。

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