Books

ベースボールと日本占領 学術選書

谷川建司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784814003723
ISBN 10 : 4814003722
Format
Books
Release Date
November/2021
Japan

Content Description

占領期のアメリカ軍人たちは、戦前の日本人が実は日米野球でベーブ・ルースやルー・ゲーリッグに熱狂した野球愛好者であったことを知る。かつては「理解不能」な存在だった日本人を、米国的な価値観の下、いかに自陣営に組み込もうとしたのか。武道を禁止する一方で野球を普及するスポーツ統制によって、日本人の「心をつかむ」戦いを進めた文化外交政策の実相に迫る。

目次 : 序論 マッカーサーのスポーツ奨励策/ 第1章 野球の復興と日米関係/ 第2章 占領下日本のスポーツ改革/ 第3章 武士道の延長としての剣道への弾圧/ 第4章 CIE映画を通じてのスポーツ普及/ 第5章 VOAラジオ番組におけるジャッキー・ロビンソンのイメージの利用/ 第6章 映画・雑誌・漫画におけるジャッキー・ロビンソンのイメージの利用/ 第7章 サンフランシスコ・シールズとコカ・コーラ/ 終章 スポーツは民主主義促進の役に立ったのか

【著者紹介】
谷川建司 : 早稲田大学政治経済学術院客員教授。博士(社会学)。茨城大学人文学部コミュニケーション学科助教授、早稲田大学政治経済学術院客員助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 沖縄電鉄社長

    日本を占領したGHQが、日本を民主的にし、ひいては自らの勢力へと取り込むツールとして、映画とともに効果的に用いられたのが野球だった。戦前の計画からサンフランシスコ・シールズ来日に至るまでの取り組みを、映画を絡めて明らかにする一冊。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items