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詩を書くということ 日常と宇宙と Php文庫

Shuntaro Tanikawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569904696
ISBN 10 : 4569904696
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

日本で最も愛されていた詩人は、どんなふうに考え、言葉を生み出していたのか――生い立ちから創作の本質までをありのままに語る。

【著者紹介】
谷川俊太郎 : 詩人。1931年、東京生まれ。1950年、「文学界」に詩を発表。1952年、詩集『二十億光年の孤独』を刊行し高い評価を得る。その後、詩作のほか絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。1962年、「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年、『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年、『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年、『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、2010年、『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞など、受賞多数。2024年11月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • くるぽん

    2010年にNHKで放送された番組、100年インタビューの文庫版。谷川氏当時78歳。人柄がそのまま濃縮されていて、可愛らしい親しみやすさや温かみもありながら言葉も考えも底が見えないほど深い。「昨日のしみ」「さようなら」がグッと来た。社会的に効率的で生産性を求められる人間とは別に、宇宙内存在・自然存在としての無意味を含んだ人間もあるという二重の考え方は今の私にとても必要な言葉だった気がする。“詩情の力”は微小だが強大な力に対抗する拠り所になっている。まさに今。素晴らしいインタビューが本になってくれて有難い。

  • 中桐 伴行

    以前も書いたかもしれないが、谷川俊太郎さんが好きで感想の手紙を送ったことがある。散文という本の感想。大学生の頃、初めて詩というものを読んで、感動して。出版社に送って、谷川俊太郎さんに届き、返事が来た。返事がきたんです。「これが私の優しさです」という本に返事を書かれて、その本を送ってくださった。その後ご講演を聴きに行って、その本のお礼を言う機会をいただいた。飄々とした方で、この本「詩を書くということ」の雰囲気そのまま。あの頃の自分の感受性というか、心の軽さを思い出させてくれる本だった。

  • Mike

    教科書以外で詩を読むなんてなかったのですが、なんとなく気になって手に取ってみました。意外と商業的に活動されているようでちょっと驚きでした。詩は衰えるかもしれないが詩情を求める傾向は強まるだろうと言うのはとても印象に残りました。形は変われど、救いを求める心は変わらないのでしょうね。

  • 160/160

    お別れの会の、その日に読み終わるのは出来過ぎな感じもするけれど谷川先生(感謝を込めあえて先生呼ばわり)はなんだかずっと死なないと思ってた。ようやく受け入れることができる気がする。

  • Go Extreme

    朗読は観客からエネルギーをもらえる 17歳から詩を書き21歳で処女詩集発表 読者が必要 他者との結びつきが詩につながる 注文された方が書きやすい 型に入ると書きやすい 日本語の総体は豊かで巨大 編集的意識 完全な自己表現ではない 理性は働かずわけわからない感じ 自分を空っぽにする時と似ている 意識外のものが言葉を選んでくる 詩と日常生活は結びついている 現実生活に根を下ろす 宿命 詩は音楽に恋している 意味がないからいい 社会内存在と宇宙内存在の二重生活 自然の一部を体で実感 詩情は強大な力に対抗する力

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