陰翳礼讃・文章読本 新潮文庫

谷崎潤一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101005164
ISBN 10 : 4101005168
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
345p;16

内容詳細

文豪の美意識と創作術の核心を余さず綴る、名随筆を集成。

目次 : 陰翳礼讃/ 厠のいろいろ/ 文房具漫談/ 岡本にて/ 文章読本

【著者紹介】
谷崎潤一郎 : 1886‐1965。東京・日本橋生れ。東大国文科中退。在学中より創作を始め、同人雑誌「新思潮」(第二次)を創刊。同誌に発表した「刺青」などの作品が高く評価され作家に。’49(昭和24)年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 扉のこちら側 さん

    2016年901冊め。谷崎の二大名エッセイがこの文庫により1冊で読めるようになった。物体と物体の間の影に日本的な美を見出すことには頷ける。私が日本の美を考える時に出てくるのは、「陰影」に加えて「湿り気」と言うものがある。怪談話にも通じるものなのだが、ひたり、ひたりという足音だとか、ぴちょん、ぴちょんという水音だとか、肌の表面が汗で仄かに光る様子だとか、そういう艶やか…という一言では表せない雰囲気。「文章読本」は、全てには頷けないがやはり文豪が言うだけに説得力がある。トイレ談義も面白かった。

  • さと さん

    谷崎氏が感じる日本の美 について、独自の感性とこだわりが綴られているが日本の歴史や文化、生活に根拠を置くだけに、私への戒めとも。厠の話がとても良かった。幼いころ訪れた祖父母の家のトイレはまさに厠といった趣だった。子供ながらに『うちの中で一番風情があるところ』と感じ、当時は自分の感覚を疑ったが、訳も分からぬ子供でさえ感じられた風情があったのだから、相当な厠?だったのだろう。夏は蚊帳をつり月の明りの中で眠った。家の隅々や廊下は暗かった。今にして思えば、だからこそ染みついた日本人としての感覚があるのかもしれない

  • 優希 さん

    谷崎の2大エッセイが1冊にまとまったものになります。独自の視点で論じる日本の美、名文から日本語を論じる文章の美には、美意識が強く表れているような気がしました。美術と芸術と創作の真髄が余すところなく述べられていると思います。

  • 藤森かつき(Katsuki Fujimori) さん

    過剰な照明が美を滅ぼす。薄暗いランプ。東洋人は何でもない所に陰翳を生ぜしめて、美を創造するのである。と、とにかく徹底的な陰翳礼讃。昭和八年頃でも明るすぎと言っているのだから、今現在の都会の明るさは信じがたいものとなるのかな? 幼い頃に時折訪れた親戚の茅葺き屋根の下の昼の暗さを思い出す。蔭を喜ぶ性癖は、今の日本人にも残っているのだろうか?「文章読本」最初に使った一つの言葉が、思想の方向を定めたり、文体や文の調子を支配するに至るという結果が、しばしば起こる。という。言葉の選択は、本当に重要だとしみじみ思う。

  • Y さん

    「陰翳礼賛」にあった「沈んだ翳りのあるもの」って日本のお寺、仏像、庭園そのものだと思った。「文章読本」は谷崎先生自ら直々に文章を指南してくれる。細かなところでの技術のコツは教えてくれるけど、根本的には書く人の感覚の錬磨あるのみだということが主張されていた。あるジャンルの良し悪しを判断するためにはとにかく鑑賞の数をこなさなきゃいけないという話に納得。そして東洋の文学の美質について知ることが出来た。日本人はおしゃべりの気質ではなく、元々ある日本語の言葉も少ないという話が面白かった。漢文も読まなければと思った。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

谷崎潤一郎

1886年東京都日本橋人形町生まれ。1965年神奈川県湯河原にて79歳で没。東京帝国大学国文科中退。小説家、劇作家、随筆家。明治末期から戦後の昭和中期まで、戦時中の一時期を除き、文壇の第一線で活躍。近代日本文学を代美する作家として、内外で非常に高い評価を受けている。豊富な語彙を駆使する端麗な文章と巧

プロフィール詳細へ

谷崎潤一郎に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品