Product Details
ISBN 10 : 4480074007
Content Description
事実ではないことを「そんなことはなかった」と説明するのは、実際にあったことを立証するよりも困難だ。しかし人は往々にして、そんな「悪魔の証明」を他人に強要する。思い込みが先行した追及は、ともすると自らの挙証責任をないがしろにするので、相手に説明の「無限ループ」を迫ることになる。敵を混乱させたり、イメージ悪化を図るには有効だが、もはや建設的な議論や問題点の抽出は望めない。本書では、犯罪学や統計学、そして宗教学も参照しながら、悪魔の証明の正体に迫ろう。
目次 : プロローグ 悪魔の証明/ 1 犯罪を証明する手続き―「あったことを証明する」ことすら簡単ではない/ 2 挙証責任―立証の責任は誰にあるか/ 3 不可能性―社会的不可能と神学論争/ 4 非合理性―科学的判断と不思議な論理/ 5 間接補強証拠・要因―証拠とデータの判断、討論の決着/ 6 「なかったこと」の証明―武器になる反論とは
【著者紹介】
谷岡一郎 : 1956年大阪生まれ。80年慶應義塾大学法学部を卒業後、83年南カリフォルニア大学行政管理学部修士課程修了、89年社会学部博士課程修了(ph.D)。大阪商業大学教授を経て、97年同大学学長、2005年谷岡学園理事長。専門は犯罪学、ギャンブル社会学、社会調査論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ばんだねいっぺい
読了日:2023/08/28
ゲオルギオ・ハーン
読了日:2021/11/16
おおにし
読了日:2021/07/18
大先生
読了日:2021/10/05
まゆまゆ
読了日:2021/06/29
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