Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• JACK

  読了日：2023/10/23

  ☆ 2年前に彼女にフラレた事でそれまでの全ての人間関係を絶ったバンドマン藤本。バイトで食いつなぐ生活の中で楽しみなのは近所の変なコンビニ。品揃えが微妙な店だが、明るく元気なギャルの店員、きらりさんがいるだけで心地がいい。そんなある日、アパートに髪がボサボサの暗い表情の女性がいて…。孤独に暮らす住人たちが思わぬところで繋がっていく優しい物語。アパートの住人が悩みを抱えて生きにくい中を頑張っている姿に惹かれます。谷口菜津子さんの作品には不思議な魅力があります。

• くろねこ文学

  読了日：2023/07/12

  うああ…心にジ〜ンと来た😢 一人暮らしの同じアパートの住人たちが主人公。それぞれ不安や哀しみを背負ってるんだけど、きらりさんを中心に交流を持つことで、1人だけど独りじゃないって気づいていくあったかいお話。泣ける😭　他者のとコミュニケーションが難しい現代社会だけど、分かり合うって大事だなあと思わせられた。ちょっと勇気を出して相手を知ろうとすることで開ける世界があるものなのですね。ボクはけっこう人見知りの方だから、心にぶっ刺さったわ。とってもしみじみする良いお話でした✨

• コリエル

  読了日：2023/07/15

  隣り合わせながら生きるひとりたちの物語。最初にハッキリとテーマを提示してあるだけあって、その通りの物語。人はみんな一人ですれ違って生きているけれど、袖が触れ合うようなかすかな縁だとしても繋がっている事もまた事実。そんな柔らかいエールのような漫画。

• イヌヌモー

  読了日：2024/02/19

  これもまた素敵な作品だー。各人の悩みは重たく書きすぎず、人との繋がりの中で少しだけ明るい気持ちが生まれて何だかキラキラしてる。その中心にいるきらりがすごく魅力的。

• たけのこ

  読了日：2023/08/04

  谷口菜津子先生の最新作は、だんだん仲良くなっていくアパートの住人たちのお話。あとがきで先生自身の状況と、この作品の生まれたきっかけが語られていて、作品を読んであとがきを読むといっそう作品を愛すべきものに感じることができます。

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