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バイエルン王国の誕生 ドイツにおける近代国家の形成

谷口健治

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634648500
ISBN 10 : 4634648504
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2003
Japan

Content Description

ナポレオンの時代、神聖ローマ帝国の支配するドイツ南部の領邦国家バイエルンで始まった近代国家建設の試み。他の領邦に先駆けた近代国家形成への道程を、内政・外交の両面から多角的に描く。

【著者紹介】
谷口健治 : 1947年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、滋賀大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Homma Takumi

    制度史の比重が大きいように思える。密度は高め。

  • 中村禎史

    フランス革命及びナポレオンの圧力、神聖ローマ帝国の形骸化、啓蒙思想の影響を受けて、バイエルン王マックス・ヨーゼフと政治家モンジュラによるバイエルン王国の近代化・法治国家化を淡々と解説する。 領土の拡大(歴史の異なる土地の併合)が宗教、軍備、貴族特権の改編など近代化・合理化を求める様子がよく理解できた。

  • にかの

    ドイツ南部、バイエルン選帝侯領が神聖ローマ帝国崩壊を経て王国となり、その過程でいかに制度を整えていったかを詳細に記した本です。世界史ではあまり知られていないモンジュラという人物が核になっており、外務大臣、内務大臣、財務大臣をも兼務する形で進められる近代化はドイツ史を研究する上で重要なモデルケースになっています。それにしても、いち早く近代化を推し進めたバイエルンが王国として消滅し、近代化では立ち遅れることになったプロイセンがドイツ帝国の中心として実質的に生き残ることになるんですから歴史というのは面白い。

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