Books

父の暦

Jiro Taniguchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784091837929
ISBN 10 : 4091837921
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1994
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • pirokichi

    父の訃報に10数年ぶりに故郷・鳥取に帰った主人公・陽一。通夜に集う縁者たちとの語らいによって、長年抱えていた父へのわだかまりが解けていく。谷口ジロー氏の故郷も鳥取なので、あとがきを読むまで自伝だと思っていたぐらいリアルに感じた。「郷里は・・・いつでもどんな時にでも変わらずそこにあった。私は思う…郷里に帰るのではない、いつの日か郷里がそれぞれの心の中に帰って来るのだ」。涙。

  • 剛腕伝説

    父の訃報を聞き、15年振りに鳥取に帰郷する陽一。父を否定し続けた自分の半生と、父の優しさを懐古する。親から離れていく子供。特に男の子はいつの間にか、親からそして故郷から離れていく。かって自分もそうであった。人生は有限でありあっという間に過ぎ去っていく。父への想い、母への想い、そして子供への想いは、往々にしてすれ違う。

  • ぶんぶん

    【再読】「遥かな町へ」に続いて読んでみた。やはり良い…父との断絶、郷里のしがらみ、父の葬儀のため15年ぶりの帰郷。お通夜で話される父の生き様、寡黙であったが子供の事を考えていた父。父の知られざる苦悩、父の少ない安らぎ、分かるなあ。あんなに毛嫌いしていた故郷の優しさ、一瞬にして昔に戻れる家族や仲間、やっぱり故郷は良いですね

  • カタコッタ

    無性に谷口ジローが読みたくなった。夫も写真の仕事をしており、胸があつくなりました。この感じ、良いですね。

  • ilm

    ほんとに泣けるよと聞いて手に取った本。子供時代の父との齟齬、母への思慕が痛いほど伝わってきた。ずっと帰郷を避けていた彼がハッとする大火災のシーンに、こちらも泣きそうになった。父の葬式で地元の人と話すにつれ、明らかになっていく父の姿。何度も繰り返される、幸せの一場面(彼は床で遊んでおり、誰かがいる。それは...)。もう戻れない、もう会えない。彼の表情が心に残る。/(海外版にて読了)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items